八足案の御社台と神饌台を製作しました。
幅は73cmで、材質はスプルース材です。
上段に御社を据えられるため、奥行を広めに取り、中
段と下段には三方をお供えされるので、奥行は三方に合わせました。
均等な段差で、まとまりのあるかたちになりました。
御簾(昨日掲載 ブログNo.525)を
拝殿と社殿の間をつなぐ回廊にしつらえました。
全長が長いため、2枚にお仕立して、天布縦布共に柄合わせをしております。
時折そよぐ秋風が、御簾を穏やかに揺らし、
清浄な心地よさを感じます。
外から差し込む光によって、御簾が柔らかく照らされ、
御簾を通して透かし見える風景を目にすると、
特別な空間に居ることを覚えました。