御簾をお仕立しました。
ご家庭の神床にしつらえれるもので、 御簾を2枚に分けています。
竹の編み方は、通常節が揃うように竹の表面を前にしますが、
今回は、『一本返し編み』 という編み方で、竹を表裏交互に編み上げています。
そうすることで、竹が反りにくくなります。
神前御簾の製作は、専門の御簾職人によって、
1本づつ手仕事で編み上げられ、
布の縫いつけも、一針一針手仕事で丁寧に仕上げられます。
神棚を製作しました。
ご家庭のお部屋に神様をお祀りされるためのものです。
ご指定の御社と祭器具がおさまるように、幅を75cmとし、
奥行はしつらえたときに、圧迫感を感じず全てがおさまる寸法にしております。
材質は、木曽桧材で、厚みは全て1寸(約3cm)の厚板を使用しました。
取り付けは、万一手を掛けてもはずれないように、
鴨居部分と天井の廻縁の上下2箇所ににビス止めできるようにしております。
神棚設置後、背面には戸帳をしつらえます。(ブログ530)