神饌台(八脚案、 八足台)を製作しました。
神殿に設えられるもので、材質はスプルース材です。
幅は130cmで、高さは三方の寸法を踏まえて、
30cm、15cmに設定しました。
案の高さは、御社、神床の高さ、三方等のバランスで決まり、
特に段差を均等にすることは、おさまりの基準のひとつになります。
鈴緒をお取り付けしました。
素材は、本麻製で、氏子様3名の御奉納(ブログNo.673)されるものです。
鈴緒の下がりは、賽銭箱にかからないように上部で調整しておおります。
山間の長い石段を登りきったところにある、豊かな自然に囲まれた古社に、
新しい鈴緒がしっくりと馴染んでいる様に思います。