三種の神器の剣袋を製作しました。
拝殿の真榊にしつらえた剣の袋をお取替えされるものです。
古い袋を開封すると、
神社の歴史を感じさせる長尺の剣(1尺8寸約54cm)がおさめられておりました。
新調の剣袋は、
朱地に和の色が織り込まれた正絹の菊七宝と、
同系色の房紐が上品に調和しています。
神殿の御簾をお取替えしました。
竹は表編み、布地は新倭錦、房は紅白2段染めの切房です。(ブログNo.501)
経年によって程よい薄茶色になった柱や上段板と真っ白な壁に、
神殿の丁寧な歴史を感じます。
赤白黄の三色の御簾の華やかさと、
お手入れの行き届いた神殿の柱の色合いが調和して、
清々しさを感じる間になったように思います。