ブログNo.4271
部旗 300×200㎝ シャークスキン
部旗を製作しました。
幅300㎝丈200㎝、
素材は厚みのあるシャークスキンでございます。
紺色に染めた生地に、
現在ご使用の部旗の文字を形を変えず白色で染め抜いております。
ブログNo.4125
金幣 吊り下げ型 3尺 本金メッキ仕様 2-2
【ブログNo.4125】の続きです。
今回は奉納者の御芳名を金属板に記し、
幣軸の後面にお取り付けしいたしました。
十字型の御幣台の縁は、通常朱塗りで仕上げますが、
今回はご指定により本金箔で仕上げております。
ブログNo.4088
几帳(織物) 134×167 大鳥と牡丹柄 布筋段ぼかし 裾模様朱色 2-2
几帳の起源は、平安時代における貴族の部屋の設えにある考えられています。
当時の建築様式は寝殿造りで、現在のような建具(障子や襖)が無かったため、部屋を仕切る必要がありました。
御簾や戸帳、壁代も同様の目的で障屏具として使用されました。
特に几帳は、台(几帳台)に掛けて自立出できるため、移動式の障屏具として重用されました。
高貴な身分の方の傍らに据えられることが多く、細部にわたって丁寧な仕立てがなされていることから、現在の「几帳面」の語源になった御品と伝えられています。
今回の几帳も、多色の鳳と牡丹、雲立涌の地紋が織り込まれておりまれ、丁寧に仕上げらております。
布筋は萌黄と白のグラデーションが美しい段ぼかし、左右には六色の飾り紐が取り付けられ、彩り豊かで奥ゆかしい几帳でございます。
ブログNo.3567
小忌衣用 差袴 綿サージ
小忌衣(ブログNo.3566 )に合わせて、差袴をお仕立てしました。
生地は小忌衣と同じ綿サージ、
色は浅葱でございます。
新調された衣装をお召しになって、神楽をご奉納される様を想像すると、
地域文化の継承に僅かながらも御手伝いできる機会をいただいた事に、
有難く光栄に存じます。