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465 御簾 新倭錦 切房付き
御簾をお仕立しました。 ご家庭の神棚にしつらえられるもので、 幅110cm 丈は90cmです。 布は、新倭錦(しんやまとにしき)の梅鉢紋入りで、 竹は綿糸表編み、房は紅白2段染めの切房です。
ご指定の巻上寸法に合わせて、房の紐を長くお誂えし、 鈎も大きめのものをお付けしております。
カテゴリー: 御簾
464 高張提灯 1尺5寸 天つなぎ
高張提灯を製作しました。 正面には、楷書で詰所名、 上部には赤色で天の文字を意匠化した、 天つなぎのラインを入れております。
提灯のサイズは 標準より大きい目の1尺5寸で、 和紙張りに仕上げた上に、油引きをしております。
カテゴリー: 提灯
463 額表装(扁額)
額を表装し、枠を新調しました。 ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、 本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。
白地に金色の覆輪が入ることで、 清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。
カテゴリー: 神具, 祭具
472 幕 テトロン 梅鉢紋入り
幕を製作しました。 寸法は 幅150cm 丈60cmです。 生地は、テトロンで 紫色に染め、丸に梅鉢紋を白で染め抜いています。
テトロン生地は、天竺等の綿生地やテトロン縮緬に比べ、 軽くてしなやかな風合いです。
今回は、紫色の揚巻(房)を組み合わせましたが、 その他にも、赤、緑、白、朱色等があり、 房の色が変わるだけで、 幕全体の趣も大きく変わります。
461 弓張り提灯 御用型
弓張り提灯を製作しました。 胴部分が太目の御用型で、 和紙張りした上に、油引きをしております。
御輿を先導して、弓張り提灯を掲げた二名の世話人が、 一歩一歩踏みしめるように、ゆっくりと歩かれると、 御輿を取り巻く全体が重厚な雰囲気に包まれます。
460 神殿御簾
神殿の御簾をお取替えしました。 布は雅八釜の赤地白紋、金紋で、 房は紅白2段染めの切房、竹は表編みです。
御簾の巻上の質感を出すため、外陣には太目のパイプ、 内陣中御簾には細目のパイプを巻き込んでおります。
取り付け後、拝殿から見上げると、 神殿全体が明るくなり、涼やかな佇まいを感じました。
カテゴリー: 御簾, 神殿 ・ 社殿
459 ご家庭の御霊のお祀り (御霊舎一式)
ご家庭の神床に御霊舎一式を納入しました。 既に神の間として、空けておいていただいた空間に、 内壁三面に壁代(かべしろ)、正面に御簾をしつらえました。
その後、御社台、神饌台を配して、最後に御霊舎及び神具類を据えました。
御簾と壁代の紫布筋以外は、全て白木と布の白、瀬戸物の乳白色 という シンプルでありながら、清々しさを感じる空間に仕上がったように思います。 (関連ブログ 452、454、455)
カテゴリー: 神壇 祭壇, 御霊をお祀りするための神具, 御簾, 御社・御宮 ・御霊舎
458 裁付袴(たっつけはかま) 綿地黒色
裁付袴をお仕立しました。 祭事に御召しになられるもので、素材は綿地の黒色です。
裁付袴は差袴とかたちが異なり、 膝から下が細く、 裾と膝下に紐が付いており、 足捌きの軽快さが特徴です。
神事や祭事の他に、 獅子舞や相撲の呼び出し、伝統芸能等でも着用されます。
カテゴリー: 装束類
457 御簾 倭錦交織 切房紅白2段染め
三枚割りの御簾をお仕立しました。 神床にしつらえられるもので、布は倭錦交織やまとにしきこうしょく)、 房は紅白2段染めの切房です。 裏面には、赤布を付けた、赤裏付き仕立 で仕上げております。
交織の倭錦は、正絹や新倭錦とは趣の異なる、落ち着いた仕上がりになりました。
三枚に割っているにもかかわらず、継ぎ目がわからないくらい、 綺麗に柄合わせする仕立ては、竹と布の特性を知り尽くした熟練の職人技です。
456 葉月一日 早朝の山の辺の道
葉月一日 早朝の山辺の道です。 日に日に青みを増して育っている稲に朝露が残り、 日の出の光を受けた水滴がきらきらと光っています。
道の傍らの柿畑では、 青々とした葉の間から、青柿を垣間見ることができます。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道