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357 輿(こし)
輿の修理修復をしました。 屋根を四本の柱で支えた形のもので、 御輿(みこし)と区別して輿(こし)と呼ばれます。 修復前の輿は、経年のため屋根の割れ、 彫物の破損欠損、塗りの劣化等しておりました。 生地、彫師、錺金具、塗師等の専門職人の手によって 細部まで綺麗に修復され、輝きが戻りました。 明日はその細部をご紹介します。
カテゴリー: 修理・修復, 御輿
356 家庭祀りの神具一式
ご家庭の神床に神具一式を納入しました。 事前にご用意いただいた神床に、御社、御社台(昨日のブログに掲載) 、 神饌台(八脚案)、御簾、三方などを据えました。 特に、見下げず、見上げすぎない 御社の位置にこだわりました。 神具が入ったことで、お部屋全体が清々しく けじめのある雰囲気になったように思います。
カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 御簾, 御社・御宮 ・御霊舎
355 御社台
御社台を製作しました。 幅4尺、高さ40cm、奥行30cmの台で、材質は吉野桧材です。 御社と燈明に合わせて、奥行はやや深めにしました。 吉野桧材の綺麗な色合いが出ています。
カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 御社・御宮 ・御霊舎
354 山の辺の道 桜と蒸気霧
四月十日を過ぎて、山辺の道の桜も満開になりました。 日が昇る前の夜都伎神社の池には、花冷えのため蒸気霧が立ち上り、 幻想的な情景になっています。 蒸気の立ち涌きあがるさまに、 有職文様の『立涌』が由来すると言われますが、 その光景に神秘性と美しさを感じる日本人の心は、 今も変わらないように思います。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
353 御簾 3枚割り 正絹本倭錦 麻房付き
御簾をお仕立しました。 神殿用の長尺の御簾です。 正絹本倭錦の布、房は麻房三段染めで、左右の丈が長い3枚割りです。 それぞれの布の接するところは、職人の熟練の手業によって、 綺麗に柄合わせされています。
カテゴリー: 御簾
352 高張提灯 後面家紋入り
高張提灯を製作しました。 標準よりやや小さめの直径1尺3寸で、 和紙張り油引き仕上げです。 表面には『御神燈』 後面には 家紋を家名を入れました。
カテゴリー: 提灯
351 厚畳(あつじょう) 高麗縁
高麗縁の厚畳を製作しました。 神殿内で、軾 (ひざつき)に代えての座具としてお使いになられるもので、 通常の厚畳より薄めに製作しました。 寸法は3尺(約91㎝)角です。 職人の手によって仕立てられた厚畳は、隅々に綺麗な角が出ています。
カテゴリー: 神具, 祭具
350 神壇 引戸木曽桧材
既製品の神壇(当店オリジナル品)の下部引戸を、木曽桧板張りに仕様変更しました。 今回の仕様にすると、正面から見ると総桧材仕様のように見え、 価格的にもお値打ちに仕上がります。 御簾は、グリーン綾交織金糸入りの布でお仕立し、紫の房をお付けしております。
カテゴリー: 神壇 祭壇, 御霊をお祀りするための神具
349 御霊箱 木曽桧材
御霊箱を製作しました。 幅高さともに約30cmの大型で、材質は、曽桧材です。 内部には間仕切り入れ、中央に幣串を配しています。 職人の技で刻まれた土台の意匠が、全体を引き締めています。
カテゴリー: 神具
348 御簾 本倭錦(正絹)梅鉢紋入り
御簾をお仕立しました。 信者様宅の神床にしつらえられるもので、 布は正絹の本倭錦、房は紅白2段染めの より房をお付けしました。 絹特有の上品な光沢に、紅白の2段染めの房が華やかに調和しています。