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275 軾 (ひざつき)
軾を製作しました。 標準の寸法は3尺(約90cm)角ですが、 神殿の敷物にされるということで、長尺(4.5m)に仕上げました。 縁は、高麗縁で袷仕立てです。
カテゴリー: 神具, 祭具
274 鏡袋
昨日の剣袋に引き続いて 鏡袋も製作しました。 中身の鏡は現状のままで、袋のみの新調です。 生地は 正絹小葵柄の本倭錦です。 五色布も新調させていだき、 神殿の左右に 据えられた真榊によって、 清浄な雰囲気になりました。
274 剣袋
三種の神器の 剣袋を製作しました。 中身の剣はそのままに、袋のみの新調です。 生地は、正絹小葵柄の本倭錦です。 赤色の生地に巻かれ た朱の房紐によって、 華やいだ雰囲気になりました。
山辺の道(正月)
底冷えのするお正月の朝、 山の辺の道の周りには霜が降り、 一面柔らかな白色に覆われています。
三日には、青空が見えるくらい晴れ渡り、 清々しいお正月になりました。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
271 舟形錠(ふながたじょう)
舟形錠を納入しました。 社殿等の錠前としてお使いになるもので、 他に海老を意匠化した海老錠(えびじょう)もございます。 舟形錠は、厚地の地金に本金メッキを施し、 ずっしりと重い質感の高い錠前です。 また、それは単に錠前としての機能だけではなく、 中におわす神の威厳を象徴しているかのように思います。
270 御簾 梅鉢紋 より房付き
御簾をお仕立しました。 布地は、梅鉢紋の入った正絹本倭錦で、 紅白二段染めのより房をお付けしました。
ご家庭の神床に掛けられた新調のお御簾が、清らかな雰囲気をかもし出し、 一新したお気持ちで 新年のご参拝をしていただける思います。
カテゴリー: 神具, 御簾, 祭具
269 門帳
門帳を製作しました。 門帳は、拝殿や本殿の正面に掛けれらるもので、 地模様の入った白生地の場合と 織物の場合がございます。 この度のものは、萌黄瑞雲十六菊柄の織物で の筋は白地に薄紫のぼかしになっています。 晴れやかな雰囲気の境内で、新春を迎えるご準備が整いました。
268 神前幕
神前幕を製作しました。 綿地の紫で社紋と文字は白抜きです。 紋帳に記載のない特殊紋のため、見本をお預かりして、 職方が正確に型をおこして染め上げました。 元旦を機に氏子様がご奉納されます。
277 大幟
幟を製作しました。 綿地の70×730cmの大幟です。 白地に社名を赤色で、 下部には紺地に 奉納日、氏子中の文字を白抜きで入れました。
赤と紺のコントラストが清々しく、 高く掲げられる大幟は、遠いところからでも際立つものと思います。
266 厚畳(あつじょう)
厚畳を製作しました。 神社の社殿内の御神座を 新年を迎えるにあたりお取替えされるものです。 寸法は、50×40×6cm(幅×奥行×高さ)で、 縁は繧繝布を使用しています。
一旦御奉納すると、一般の目に触れることがありませんが、 神の座ゆえに 表面はもちろんのこと 裏面も失礼のないように 職方は丁寧に仕上げます。