ブログNo.4195
日月旗用 揚巻房3-3
日月旗の上部横棒に掛ける房をご用意しました。
房本体の寸法が8寸(約23㎝)、平頭より房仕様でございます。
御簾の房は頭が2つ並びますが、日月旗や社名旗などに掛ける場合、
目立ちすぎないように頭を一つにしております。
朱赤の生地に同系色朱色の房の組み合わせは、奥ゆかしく感じられます。
日月旗の続きです。【ブログNo.4193】
日月旗は、神の御神威を表すものとして、社殿や拝殿に設えられる神殿調度でございます。
日月の解釈は諸説ございますが、神羅万象を表す代表的なデザインが日月であることから、
調度として用いられていると考えられます。
朱赤の地模様と多色の雲柄、控え気味の金銀の色合いが釣り合い、
彩り豊かでありながら、清からさが感じられる御品でございます。