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613 太鼓塗り替え 吊金具取り替え
太鼓全体を塗り替えました。 直径2尺2寸(約67cm)の大型の太鼓で、 黒の本漆で仕上げ、面の巴と胴には、本金箔を押しています。
胴の吊金具が、経年のご使用で磨耗しておりましたので、 お取換しました。
カテゴリー: 楽器類, 修理・修復
612 大型折敷(おしき) 吉野桧
折敷を製作しました。 材質は吉野桧材です。
通常 折敷や三方は、縁の外から外が寸法が基準となりますが、 今回は 縁の内寸のご指定寸法(36㎝)でおつくりしました。
横に並べた5寸三方と比較しても、その大きさがわかると思います。
折敷の縁の角は、表に出ない僅かな部分を残して切り込みを入れ、 伝承の技で曲げることで生まれる穏やかな曲線は、職人の技といえます。
カテゴリー: 神具, 祭具
611 桧扇 扇面割れ 修理
桧扇を修理しました。
経年のご使用で、扇面の一部が割れ、 糸からはずれておりました。
扇面は、白木の薄い柾目板のため、 落としたり、強く開いても損傷しやすい 繊細な箇所です。
専門職人の手によって、新しい薄板の両面に彩色が施されたあと、 破損箇所と差し替えられ、糸で丁寧に綴じ直されました。
610 円座 渦巻き 2尺5寸
円座を製作しました。
直径2尺5寸(約76㎝) の大型の円座で、 編み方は渦巻きです。
円座は1尺8寸より 1寸刻みで製作しておりますが、 2尺5寸が最大の寸法となります。
円座は大きくなるほど、腰が柔らかくなる傾向にあります。 張りのある円座を作るために、職方は、 力と根を込めて 一編みごとにしっかりと締めて、 編み上げます。
609 祝詞袋(のりとふくろ) 正絹菊七宝柄
祝詞袋を製作しました。
布は正絹地の菊七宝柄です。
祝詞袋は、全ての工程を手仕事で進めるわけですが、 特に 布地の歪みを補正しながら、 木型に合わせて ふっくらとした柔らかなラインをつくるのが、 職人の技といえます。
608 胡床(相引) 楢樫製 赤交織倭錦
胡床(相引)を製作しました。
脚部の素材は楢材で、布は赤色の交織倭錦です。
胡床は白地の帆布張りが一般的ですが、 座面の布の変更や、脚部の黒塗り、 飾り金具等を取り付けることで、趣が大きく変わります。
白木の脚部と、赤倭錦の対比が上品です。
607 御簾 新倭錦 切房三段染め
御簾をお仕立しました。
ご家庭の神棚にしつらえられるものです。
布は小葵柄の新倭錦、房は切房三段染めで、 仕立は赤裏付き、 下部に下縁をつけております。
簾の『す』ということばには、 『隙』『透』 という意味もこめられていると言われますが、 神の空間と人の領域を完全に遮断するものでなく、 つながりを持ちながら境界を示すのであると思います。
カテゴリー: 御簾
606 桐製 木札箱
木札を収納する箱を製作しました。
材質は桐材で、木札を立てて収納されるため、 縦長の形状で、正面は引き上げ式にしました。
桐材は、 恒湿作用があり ヤニ(油分)が出ず、難燃性で防虫効果も高いことから、 貴重品の収納に適した素材です。
専門の桐職人の手によって、 隙間の無い、緻密な仕上がりの箱が出来上がりました。
八脚案 灯明台 木曽桧材
八脚案 灯明台
灯明台を製作しました。 神殿で灯明を置くためにお使いになるもので、 材質は木曽桧材です。
脚部と天板の取り付けは、ご指定により糊付け仕上げです。
幅32cmの小さな案ですが、 脚部が太めで安定感のあるかたちに仕上がりました。
カテゴリー: 祭具, 八脚案、神饌台、八足
604 丸提灯 柄付き
柄付きの丸提灯を製作しました。
1月15日のとんど(どんど焼き、左義長)の火を 家に持ち帰るためにお使いにされるもので、 無地の提灯に黒塗りの竹の柄が付いています。
とんどの火を持ち帰り、竈やお風呂の火種として入れたり、 お餅を焼いたりして無病息災を願う習慣が、地域の伝統して残っています。