2012年4月

御簾 新倭錦(梅鉢紋入り) 切房付き(紅白二段染)   

2012年4月30日 by sporder

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御簾 新倭錦(梅鉢紋入り) 切房付き(紅白二段染)   

御簾をお仕立てしました。

竹は綿糸表編み、布は梅鉢紋入りの新倭錦、
房は切房(紅白二段染め)です。   

神殿に設えらる御簾のため、 全体のバランスを考えて、
房を標準よりひと回り大きくしております。 

鈴緒 10尺 三色布巻

2012年4月29日 by sporder

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鈴緒 10尺 三色布巻 

鈴緒(ブログNo.694)をお取付けしました。  

全長10尺(約3m)の三色巻き鈴緒です。 

取り付けする位置が高いので、 
10尺が調度 拝殿に釣り合う長さです。 

新調の鈴緒に合わせて、後背には新しい紅白の布を下げられました。  

境内は桜が満開で、新調の鈴緒と相まって、華やかな雰囲気です。

鈴緒 10尺(3m) 三色布巻

2012年4月28日 by sporder

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鈴緒 10尺 三色布巻  

鈴緒を製作しました。 

全長10尺(約3m)の長尺の鈴緒で、
赤白紺の三色布巻です。 

六角桐枠の後面には、 ご奉納される 6名のお嬢様方のお名前を
赤色で入れました。  

本麻の下垂れに赤色が入ることで、
三色巻きののアクセントになっています。

御簾 新倭錦 麻房三段染め 

2012年4月27日 by sporder

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御簾 新倭錦 麻房三段染め   

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭の神床に設えられるものです。 
竹は綿糸表編み、布は新倭錦、房は麻房三段染めです。  

全幅120cmで、丈は45cmに編み上げ、
下部にパイプを巻き込んで質感を高め、33cmに仕上げました。 

倭錦の小葵(こあおい)柄は、
立涌や浮線(ふせん)・雲鶴・八つ藤等と同じく
有職文様を代表するもので、 
菱形の花と唐草状の葉が、規則正しく配されたかたちは、
現在のデザインでも通じる、優れたものであると思います。

三方 ・三宝 (吉野桧) 紋入り(丸に梅鉢) 

2012年4月26日 by sporder

三方(吉野桧) 紋入り(丸に梅鉢)  

正面に紋(丸に梅鉢)入りの三方を製作しました。 

三方は吉野桧製で、 寸法は7寸(約21㎝)と8寸(約24㎝)です。 

三方脚の正面は刳りを入れず、 
三方の寸法に合わせた紋を取り付けております。 

紋は一紋づつ仕上げる手彫りもできますが、
今回は製作数量が多数のため、レーザー加工で仕上げております。 

左右の刳りと紋が調和しているよう思います。

賽銭箱 修理

2012年4月25日 by sporder

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賽銭箱 修理  

賽銭箱を修理しました。 

お預かりいたしました賽銭箱は、
引き出しの引き手面全体と、引き出し面上部の板が破損しておりました。 

上部板の破損箇所を取り除き、 
新調の引き手面をその分高くしております。 

木工修理完成後、ニス引き塗装で仕上げました。 
(ブログ写真は、ニス引き前の状態です。)


御簾房 切房二段染め 7寸   

2012年4月24日 by sporder

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御簾房 切房二段染め 7寸   

御簾房を製作しました。 
切房の紅白二段染めで、房の寸法は7寸(約21cm) 
紐の長さはご指定寸法に仕上げました。

紐は、標準より太目のものを使用しております。 

紅白の境目がむらなく、一線に揃うのは、
房職人熟練の技です。

平釣太鼓 1尺4寸 文字入れ

2012年4月23日 by sporder

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平釣太鼓 1尺4寸  

平釣太鼓を製作しました。  

神社の祭事に御使用されるものです。

胴の奥行きが浅い平釣太鼓で、
胴の材質は栓材、直径は1尺4寸(約42cm)です。

 通常直径1尺4寸の平釣太鼓場合、一重鋲で仕上げますが、
今回は、二重鋲で仕上げています。


ニス仕上げの胴には、社名と年月日を黒色で入れました。

額 表装 白木枠 アクリル板入り

2012年4月22日 by sporder

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額 表装 白木枠 アクリル板入り

額を表装しました。

お預かりしました本紙を表装し、
ご指定寸法の白木枠(桧材)に入れ、表に透明のアクリル板を入れました。

裂地は、赤の羽二重です。

濃い赤の裂地に、本紙と白木枠の白色が引き立っています。

菰 イ草製(いぐさ) 長尺寸法 

2012年4月21日 by sporder

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菰 イ草製(イ菰) 長尺寸法

長尺の菰(イ草製)をお仕立てしました。

神殿に設えられるものです。

既製品は6尺×6尺(182cm角)が最大寸法となりますが、
今回は幅6尺で全長250cmの長尺寸法です。

新しい菰が敷かれることで、 神殿の雰囲気も新たになるように思います。