神名板(御祭神名板) 吉野桧   

2011年12月7日 by sporder

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神名板(御祭神名板) 吉野桧     

神名板(御祭神名板)を製作しました。 

拝殿の前に据えられるもので、 
御神名のみご指定いただき、
サイズや形状は当店からご提案いたしました。  

材質は吉野桧材で、外部設置のため板や角材は厚めのものを使用し、 
板面裏には桟を入れて補強しております。 

近くで見るとやや無骨な感じがしますが、 
屋外に据えると調和のとれたおさまりになるように思います。

御簾 赤地白紋 雅 より房付  二重御簾

2011年12月6日 by sporder

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 御簾 赤地白紋 雅 より房付  二重御簾

御簾をお仕立てしました。 
ご家庭の神床にしつらえられるもので、前御簾と奥御簾の2枚です。 
布は 赤地白紋 雅 、房は紅白二段染めのより房です。 

御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
質感が高くなり、御簾の落ち着きもよくなります。
しつらえた時に奥行が出るように、 
奥御簾の丈を前御簾より長めにしました。   

雅の濃い赤色と、紅白のより房の色合いに、上質なまとまりを感じます。

八脚案(神饌台)   スプルース製

2011年12月5日 by sporder

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八脚案(神饌台)   スプルース製

八脚案(神饌台)を製作しました。 
幅105cm奥行27cmで、材質はスプルース材です。 

ご家庭の神棚の前にしつらえらるもので、 
座して拝をされる時に、御社と御神饌が程よい位置になるように、
高さを設定しました。 

神床内でなく、 畳等に直に据えられる場合には、
今回のように奥行を広めにされると、落ち着きが良くが安定します。

太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法

2011年12月4日 by sporder

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太鼓撥 白木(桧製)  別注寸法 

太鼓撥を製作しました。 
材質は桧材で、ご指定寸法(直径 2.4cm 全長41cm)で仕上げております。

太鼓撥は、既製品として、樫材や桧材の各種寸法を取り揃えておりますが、
熟練されると、僅かな太さや長さによっての 打感の違いにこだわられ、
材質(桧、樫)や寸法(直径、全長) をご指定いただいて製作しております。

御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き 

2011年12月3日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き

御簾をお仕立しました。
拝殿にしつらえられるもので、

布は正絹本倭錦の両面仕立、房は白赤黒の三段染めの麻房です。

竹の編み方は、表裏を交互に編みこむ一本返しです。
(御簾の反りが出にくい編み方です。)

御簾の房は、通常1枚の御簾に対して2本お付けしますが、
長尺のお御簾の場合、4本にすることもございます。

今回の寸法も幅が259㎝あり、4本でも可能でしたが、
拝殿内全体の雰囲気は、
シンプルな方が落ち着きが出ると考え、房は2本といたしました。

山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉  

2011年12月1日 by sporder

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山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉   

師走一日 早朝の山の辺の道です。 

道沿いの柿畑の葉は、立ち止まって見入ってしまうほどの、
艶のある赤色に変わり 、
『柿紅葉(かきもみじ)』という言葉が、ぴったりと当てはまる情景です。

夜都伎神社の もみじも、綺麗に色づきました。

三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)

2011年11月30日 by sporder

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三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)  

鏡袋(白地模様入)を製作しましました。 
一昨日掲載の剣(ブログNo.561)と対をなすもので、
勾玉をあわせて、三種の神器となります。 
白一色で統一された神器は、 
穢れのない無垢の象徴のような感じがします。

御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

2011年11月29日 by sporder

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御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

御霊舎を製作しました。 

①屋根が三段であること、 
②社の土台に神鏡が置けること、
③内寸法(230×170×230 mm幅×奥行×高さ) 
④材質は木曽桧材 
⑤ 扉には飾金具(銅地本金メッキ)を付ける 等 のご指定いただきました。

屋根は通常の厚みで三段にすると圧迫感が出ますので、 
下段よりやや薄めにしてバランスをとっております。  
扉には戸帳、 内部には繧繝布をしつらえました。

幅に対して奥行があり、 安定感のあるかたちに仕上がりました。

剣と剣袋(白地模様入)  

2011年11月28日 by sporder

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剣と剣袋(白地模様入)   

剣と剣袋を新調しました。 
剣の全長は1尺3寸(約40㎝)で、
袋は白の地模様入りの厚地で質感のある生地です。 

紐の色も生地に合わせて白色にしております。 

神殿や拝殿にしつらえる三種の神器の袋の色は、
一般に赤系が多いのですが、
今回のように白系で揃えられることもございます。


 

御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

2011年11月27日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

御簾をお仕立しました。 
外祭の三社宮にしつらえるものです。 

サイズは幅が9寸(約27cm)と小さい御簾ですが、 
正調にこだわり、布は正絹の赤本倭錦、 房は白赤黒の3段染めです。  

御社が開扉されると、三枚の御簾が正面に整然と並び、
神々しい雰囲気になるように思います。