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708 額10尺 白木枠新調 表装
額の白木枠を新調し、表装しました。 額の幅が10尺(約3m)と大型の額です。
神殿上部にしつらえると細く見えるため、 白木枠(縁)は太めの部材を使用しており、 大人2~3人で持たなければならない重量になりました。 本紙は破れ等を補修し、赤布は正絹の赤羽二重です。
本紙はやや色づいていますが、 白木と赤羽二重布に程良く馴染んでいるように思います。
カテゴリー: 神具, 祭具, 修理・修復
707 御簾 三枚割 赤地白紋雅 綿糸一本返し編み 紅白二段切房
御簾をお仕立しました。 神殿にしつらえられるもので、竹は綿糸一本返し編み、 布は梅鉢紋入り赤地白紋雅、 房は切房二段染めです。
三枚割のバランスは、 御社の大きさ、神饌台の寸法、 三方のサイズ等を考慮して割り付けました。
中御簾の裾には、パイプを巻き込んでおります。
雅の布は、 赤地白紋の布の中で、中間のグレードですが、 濃い赤色と厚地の生地で質感が高く、お奨めの布種です。
カテゴリー: 御簾
706 三方(吉野桧)6寸 胴太型、足高型 (入れ子仕様)
三方を製作しました。
材質は吉野桧材で、寸法は6寸です。
脚を入れ子にして収納できるように、
6寸の折敷(天)に7寸の脚を付けたものと、 6寸の脚を7寸の脚の高さに合わせたものを1組としております。
今回は、脚の高い方に合わせましたが、 脚の低い方に合わせることも可能でございます。
別注対応しない場合、 高さにごく僅かな差が出ますが、 標準の三方と、脚のみ1サイズ大きいものをお付けすることもできます。
カテゴリー: 神具, 祭具
705 千早 菊柄(浦安の舞)
千早をお仕立てしました。
浦安の舞でお召しになられるため、摺り柄は深緑の菊です。
円・楕円など単純なパターンで 菊の花を想起さえる図柄は、 意匠としても完成度が高いように思います。
緋色の袴、 白地の千早に配された深緑の菊柄、朱色の紐 という配色は、 清楚で清々しい雰囲気を醸し出す配色です。
カテゴリー: 装束類
704 八足(八脚案)1尺5寸 足高型(足長型) スプルース材
八足(八脚案、八足台)を製作しました。
神殿でご使用されるもので、材質はスプルース材です。
幅1尺5寸(約45cm)で、脚の長くして総高さを58cmに仕上げ 、 脚は蟻差し仕様にしております。
やや高めの案ですが、バランスのとれた形になりました。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
703 高張提灯 1尺3寸 御神燈 左三つ巴
高張提灯を製作しました。 神社の祭典にご奉納されるもので、 直径は1尺3寸(38×72cm)です。
正面には『御神燈』 側面には 赤色で社紋の『左三つ巴紋』 側面には奉納者名を入れております。
全体は和紙張りで、油引きをしました。
三つ巴紋は、社紋や家紋として記されるだけでなく、 太鼓面や神輿、神具のかざり金具など 祭神具の意匠として多用されるものでもあります。
カテゴリー: 提灯
702 三種の神器 剣 本倭錦
三種の神器の剣袋を製作しました。
正絹本倭錦の生地に赤裏をつけてお仕立し、 赤の平頭より房を付けた、赤紐で両端を巻いております。
袋の中には白鞘の剣をおさめました。
正絹の本倭錦には、絹特有の上品な光沢があります。
701 神饌台(八脚案、八足台) 桧製
神饌台を製作しました。 ご家庭の神棚の神饌案としてご使用されるものです。
材質は木曽桧材、寸法は75×30×90cm(幅×奥行×高さ) です。
高さが90cmありますが、奥行きが30cmと深いため、 床に設えても安定感があります。
天板の木曽檜材には、心なごむやさしい色合いが出ています。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 八脚案、神饌台、八足
700 御簾 赤地白紋雅 綿糸一本返し編み 切房二段染め
御簾をお仕立てしました。 神殿に設えられるもので布は赤地白紋『雅』、 房は切房紅白二段染めです。
今回の竹の編み方は、 綿糸を使って竹を表裏交互に編み上げる『一本返し編み』です。
表編みに比べ 節の揃いがわかりにくいですが、 反りにくいのが特徴で、幅広や丈が長い御簾にお奨めの編み方です。
699 御社収納用 桐箱
御社を収納する箱を製作しました。 台幅1尺の御社を携行される際に、ご使用されます。
材質は桐材で、 扉は、観音開き仕様です。
桐材は、軽量でヤニ(油分)が出が出ないという特性がありますので、 大切なお品を収納するには適した素材です。
今回はお取付けしておりませんが、持ちやすいように、 上部に取っ手を取り付けこともできます。