御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き 

2012年9月7日 by sporder

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御簾 三枚割り 正絹本倭錦  より房付き   

御簾をお仕立てしました。 

三枚割りの御簾で、 竹は綿糸表編み、
布は正絹本倭錦、 房は紅白二段染めのより房です。 

『房本体があまり大きすぎないように』 とのご指定を頂きましたので、
 房の寸法を四寸五分(約13.5cm)とやや小さめにし、
頭も二重ではなく平頭でご用意しました。 

正絹の生地に、控えめな大きさのより房が調和しています。

神壇  家紋(丸に剣片喰)入り 2尺5寸SE型  

2012年9月6日 by sporder

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神壇  家紋(丸に剣片喰)入り 2尺5寸SE型  

神壇用の家紋(丸に剣片喰)を製作しました。 

材質は木曽桧材で、 神壇の格子欄間におさまるように 
直径9㎝で仕上げております。 

家紋のかたちが複雑な場合は、細い筋で表現しますが、
今回の『丸に剣片喰』は各パーツが大きいので、
それぞれを切り出して、土台に貼っております。

新築神殿 神具 2-2

2012年9月5日 by sporder

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新築神殿 神具 2-2  

昨日(No.809)の続きです。  

御簾の竹は、綿糸一本返し編み(表裏を交互にする編み方)、 
布は雅の赤地白紋、 
房は紅白二段染めのより房です(No.795)。  

天井が高い神殿のため、
御簾の下がりを十分に取ることができました。 

中央に座して、正面を見上げると、
御社と御簾が釣り合い、
落ち着きのある神殿になったように思います。

新築神殿 神具 2-1

2012年9月4日 by sporder

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新築神殿 神具 2-1   

新築の神殿に神具一式を納入しました。 

総幅5間(約9m)の大きな神殿で、 
御社は桧製、
台幅寸法が6尺(ブログNo.796No.797 )、
3尺5寸(ブログNo.808)、3尺の三社です。。 

白木で仕上げられた神殿に、御社と御簾が納まり、 
両側から差し込む穏やかな光によって、
柔らかな空気に包まれているようです。

御社3尺5寸、御社台4尺 桧製

2012年9月2日 by sporder

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御社3尺5寸、御社台4尺 桧製  

御社と御社台を製作しました。 

御社は台幅3尺5寸(約105cm)、
御社台は台幅4尺(約120cm)、材質は桧製です。  

御社台の高さは、前に設える御神饌用の台(神饌台・八脚案)、
三方の寸法、御簾の下がりを考慮して決めております。 

御社と御社台の束と桟は、一旦神殿に据えてしまうと、
隠れてはっきりと見る機会がありませんが、
縦横の格子が安定感のある綺麗な意匠になっています

山の辺の道  長月一日の早朝 

2012年9月1日 by sporder

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山の辺の道  長月一日の早朝  

長月一日の山の辺の道 です。 

昨夜の雨が、稲の葉先に残り、
一月前には無かった黄緑の稲穂が、
真っ直ぐに立ち上がっています。 

長月をむかえ、草木の香りがはっきりとわかり、
朝日は、幾分穏やかになったように感じます。

高張提灯 三つ巴紋(赤黒)

2012年8月31日 by sporder

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高張提灯 三つ巴紋(赤黒)  

高張提灯を製作しました。 

御神前に設えられるものです。

直径1尺4寸(約40cm)で、左右に黒赤の三つ巴紋を大きく入れ、
後面には社名が入ります。 

軒先に掛けた提灯の後背から、
眩しいくらいの 夏の光が差し込んできます

戸帳 布筋両面仕立 

2012年8月30日 by sporder

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戸帳 布筋両面仕立 

戸帳をお仕立しました。 

神殿の正面に設えられるものです。
 
幅179cm、丈96cmで、
生地は質感の高い上紡緞子です。 

生地には、朽木の摺柄を入れ、 
布筋は赤紫の胡蝶柄入りです。 

戸帳を巻き上げることができるように、
布筋を両面に取り付けています


太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

2012年8月29日 by sporder

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太鼓・太鼓台 塗り替え 2-2 

(前回ブログ799 の続きです。) 
太鼓と太鼓台を塗り替え、 金具を取り付けました。 

太鼓の直径は1尺8寸(約54cm)です。 

太鼓台は、生地が木製のため、
年月を経ると木がやせて(細くなって)、 
ぐらつきが生じる事が多々ございます。 

この度の台も、揺れがでておりましたので、
きちんとおさまるように補修をしております。  

組み上げてみると新品と全く見分けがつないくらい、 
美しく生まれ変わりました。 

幕房 揚巻(房)  1尺 

2012年8月28日 by sporder

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幕房 揚巻(房)  1尺   

幕房(揚巻房)を製作しました。 

御神前の幕に設えられるもので、 白色の平頭のより房です。  

寸法は、紐を含まない房本体の長さが1尺(約30cm)の大型の房です。  

ねじれることなく、 柔らかな曲線で結び上げられた揚巻は、
職方の熟練の手業といえます。