御霊舎を製作しました。
①屋根が三段であること、
②社の土台に神鏡が置けること、
③内寸法(230×170×230 mm幅×奥行×高さ)
④材質は木曽桧材
⑤ 扉には飾金具(銅地本金メッキ)を付ける 等 のご指定いただきました。
屋根は通常の厚みで三段にすると圧迫感が出ますので、
下段よりやや薄めにしてバランスをとっております。
扉には戸帳、 内部には繧繝布をしつらえました。
幅に対して奥行があり、 安定感のあるかたちに仕上がりました。
神壇SI型(3尺深型 扉無し)の下段引戸、側面、後面の板を、
プリント合板から木曽桧突板合板に仕様変更しました。
木曽桧の突板合板は、木曽桧を薄くスライスしたものを合板に貼ったもので、
桧材の風合いと、
無垢材に比べ割れや歪みの生じないのが特徴です。
他の仕様として、総木曽桧造り(すべて木曽桧で製作)や、
正面引戸を木曽桧材で仕上げ、
側面を木曽桧の突板合板で仕上げる場合もございます。