ブログNo.1112
御簾 三枚割り 正絹倭錦 より房二段染め(平頭)
御簾をお仕立てしました。
神床に設えます。
全幅172cmを不均等三枚に分割しております。
竹は綿糸表編み、布は正絹倭錦、房はより房紅白二段染めの平頭です。
それぞれの幅は、御社と神饌台(八脚案)、三方(三宝)が
バランスよく見えるように割り付けてます。
今回は、房を『上質で控えめな大きさのもので』 とのご指定でしたので、
平頭のより房をご用意しました。
鉦鼓台(鐘台)の塗り替えが完成しました。
台の塗り替え、飾り金具の本金鍍金直し、
楽鉦(鐘)の色付け(ブログNo.1096)、
金具の取り付け(ブログNo.1098)、
火炎の修理(ブログNo.1101)を終え、
最終的に部品を組み上げて、
鉦鼓台(鐘台)の塗り替え修理が完成しました。
多数の職人の手によって修理された鉦鼓台は、
新品同様の奥ゆかしさを感じる輝きです。