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ブログNo.1015 軾(ひざつき) 四方縁
軾を御用意しました。
祭典時に神官がご使用されるもので、3尺角(90cm角)の標準的な大きさです。
縁は高麗縁で、全て囲んだ四方縁でお仕立てしております。
軾の縁には、二方縁と四方縁があり、 それぞれに継承された形を守っておられます。
カテゴリー: 神具, 祭具
ブログNo.1014 楽太鼓用 撥 黒塗り革巻き
楽太鼓用の撥を御用意しました。
直径1尺8寸(約54cm)の楽太鼓にご使用されます。
全長9寸(約27cm)、素材は木製で、先端には白革が巻かれ、柄は黒塗りで中が膨らんだ形状です。
今回御用意したものは、標準的な仕様ですが、頭の下部と、柄の先端に飾り金具を付けると、より華やかなかたちになります。
カテゴリー: 楽器類
ブログNo.1013 幟 綿地紫染め 社名、奉納者名白抜き
幟を製作しました。
御造営の祭典に掲揚されます。
生地は厚地の綿の紫染め、社名、年月日、御奉納者名は白抜き、ご指定の配置で入れました。
幟は向かい合わせになるように、チチの位置をそれぞれ反対の位置につけております。
ブログNo.1012 御簾 正絹本倭錦 より房三段染め
御簾をお仕立しました。
御堂に設えられます。
幅105cm、丈40cm、竹は綿糸表編み、房は三段染めのより房です。
お仕立は、片面の赤裏付き仕立です。
正絹本倭錦の布地と、三段染めのより房の組合わせは、 質感の高さに加えて、落ち着きのある品の良さが感じられます。
カテゴリー: 御簾
ブログNo.1011太鼓革 片面張り替え吊金具、座金取り替え
太鼓の革を片面張り替えました。 直径1尺8寸(約54cm)の大きい太鼓ですが、永年のご使用で革の一部が破れておりました。
太鼓職人の手によって張り替えられ、縁は綺麗に揃った二重鋲で仕上げられています。
側面の吊金具と座金も、本金メッキ仕様のものにお取り替えしております。 この後、塗師によって、塗り仕上げが施されます。
カテゴリー: 楽器類, 修理・修復
ブログNo.10010 御簾房6寸 麻房三段染 鈎(3寸)付き
御簾房を御用意しました。
御神前の御簾のお取替されます。
房本体の長さが6寸(約18cm)、本麻の白赤黒の3段染です。
先端から揚巻結びまでの長さは、ご指定寸法で仕上げました。
御簾の巻上寸法は、揚巻までの紐の長さと、鈎の寸法で決まります。
ブログNo.1009 桐箱 ヤロウ蓋 のし袋収納用
桐箱を製作しました。
御神前にお供えされた熨斗袋を納められます。
外寸が、幅22㎝奥行き18㎝高さ15cm 蓋は側面が平らなヤロウ蓋です。
御奉納された熨斗袋は、お焚き上げまで大切に保管されます。
ブログNo.1008 八脚案(玉串案、八足台)木曽桧製
八脚案を製作しました。
拝殿で玉串奉奠の際にご使用されます。
材質は木曽桧製、玉串奉奠用が幅3尺(約90㎝、玉串控え用が幅2尺5寸(約75㎝)です。
座礼用としてお使いされ、『やや高めに』というご指定のため 、総高さを60㎝で仕上げました。
案の幅は、玉串の数に応じて決められます。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
ブログNo.1007 五色吹流し 33×206㎝
五色の吹流しを製作しました。
生地はナイロン製で、全長206㎝です。
直径は全長に釣り合うように、33㎝で仕上げております。
万物の起源を表す五色の布が、春風に悠然とたなびく様が思い浮かびます。
ブログNo.1006小忌衣(おみごろも) テトロン 社紋入り
小忌衣をお仕立しました。
生地は白地の小葵地模様入りのテトロンです。
社紋をこげ茶色で、胸に2箇所、背に1箇所入れております。
小葵柄の地模様の入った白生地に、僅かに見える古代紫の胸紐が上品に釣り合っています。
カテゴリー: 装束類