ブログNo.1193
御簾 綿糸一本返し編み 綾朱地金糸入り
麻房三段染め 神鏡二枚付き 両面仕立て
御簾をお仕立てしました。
三社型の社殿の扉前それぞれに設えられます。
幅100cm、丈124cm、竹は綿糸一本返し編み、布は綾朱地金糸入り、
房は麻房紅白二段段染め、仕立ては両面仕立てです。
布筋の上から二枚の御神鏡が下がります。
紅白二段染めの麻房や御簾の前に掛かる御神鏡は、
永年にわたって継承されたかたちです。
御霊舎に扉金具を御取り付けいたしました。
御霊舎は、総木曽桧製の(大) です。
扉金具は、厚みのある地金を使用し、
本金メッキで仕上げております。
木曽桧の社に、控えめに輝く扉金具が、品良く釣り合っています。