ブログNo.3114
八脚案 スプルース製 100×50×100㎝、 160×50×50㎝ ジョイント金具仕様 2段型上段 3-3
二段型の大型案が完成しました。
一年間神様をお預かりし、毎日御給仕するしきたりは、
地域の信仰であるとともに、
地域の伝統でもございます。
神・自然の御加護で生かされているという謙虚な気持ちと、
日々新たに迎えられることができる喜びを、
ご家族一同で確認することのできる、
地域の『美しい風習』であると思います。
ブログNo.3113
八脚案 スプルース製 160×50×50㎝
ジョイント金具仕様 2段型上段 3-2
八脚案を製作しました。
100×50×100㎝の案の前に、ご神饌用の案として据えられます。
幅160㎝奥行50㎝高さ80㎝、
材質は天板がスプルース材、脚部が吉野桧製です。
天板と脚は分解できるようにジョイント金具仕様でございます。
ブログNo.3108
Mikoshi-Renovation 11-11
子ども神輿 改修 完成(装飾付き)
鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。
当初のリノベーションプランを確認いたします。
①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。
③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。
約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。
ブログNo.3105
Mikoshi-Renovation 11-8
子ども神輿 改修 漆と本金箔
今回の改修の見せ場(ブログNo.3099)の一つが、
専門の塗師による、黒漆と本金箔でございます。
特に 屋根と台輪部分は念入りに仕上げ、
漆面は鏡面のような光沢が出ております。
台輪の角や屋根の庇の飾り、蕨手上部の小鳥は、
本金箔で仕上げました。
丹念に仕上げた屋根・台輪に、
巴紋(ブログNo.3100 )が映え、
職人の熟練の手業が見て取れます。