御簾をお仕立しました。
ご家庭の神棚にしつらえれれるもので、
全長120㎝を三枚に分けております。
布は寿(人絹)赤地白紋、房は紅白二段染めの切房です。
分割の割合は、 御社の寸法や三方の寸法や数量を
考慮して決めております。
御簾を一枚にすると慎ましやかな感じ、
三枚に割ると奥ゆかしさを感じる形になり、
御簾の形によって神棚の空間のイメージが変わります。
胡床(相引)を製作しました。
脚部の素材は楢材で、布は赤色の交織倭錦です。
胡床は白地の帆布張りが一般的ですが、
座面の布の変更や、脚部の黒塗り、
飾り金具等を取り付けることで、趣が大きく変わります。
白木の脚部と、赤倭錦の対比が上品です。