神壇用御簾 新倭錦

2011年10月11日 by sporder

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神壇用御簾 新倭錦

御簾をお仕立しました。 
当店謹製の神壇2尺薄型引戸付き(SE型)にしつれえる御簾です。 

布は小葵の柄の入った赤の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房です。

御霊様をお祀りされる神床の御簾は、
赤系の他に、落ち着いた感じの萌黄や緑系、青系、
清楚な白系の布地にされることもございます。

木曽桧三方 組合わせ収納型

2011年10月10日 by sporder

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木曽桧三方 組合わせ収納型 

脚部を組み合わせて収納できる三方を製作しました。(8寸)  

材質は、木曽桧材で、標準の脚と、ひと回り小さい脚をご用意し、
高さはそろえております。 

脚部の組合わせは、地鎮祭等の外祭用や、
神殿内の多数の三方をコンパクトに収納できるものとして
御注文いただいております。 

材質は、木曽桧材のほか、吉野桧でも製作しております。

鈴緒下垂れ 取り替え 

2011年10月9日 by sporder

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鈴緒下垂れ 取り替え   

鈴緒の下垂れをお取替えしました。 (全長5尺約150cm) 
八年前に新調しましたが、毎日の参拝で垂れが擦り切れたため、
下部のみの修理です。 

鈴緒本体が白の本麻のため、
垂れも同素材の本麻に取り替えております。 

生成りの本麻には、簡素でありながら、穢れのない清純さが感じられます。

神前幕 白地天竺 社紋入り  

2011年10月7日 by sporder

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神前幕 白地天竺 社紋入り  

神前幕を製作しました。 
神殿の正面玄関にしつらえられるもので、
全長560cmの大型の幕です。 

生地は、厚みのある天竺生地で、
社紋(丸に三つ柏)と奉納年月日を黒で染め上げました。 

揚巻(房)によって、程よい位置に手繰られてできる柔らかな曲線が、
無垢の幕の奥ゆかしさを醸し出しています。

賽銭箱 2尺5寸 金具付き 

2011年10月5日 by sporder

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賽銭箱 2尺5寸 金具付き  

賽銭箱を製作しました。 
幅2尺5寸の大型のもので、拝殿前にしつらえられます。 

正面には御指定いただいた『奉賽』 
裏面には、奉納者、奉納年月日を入れております。  

また、上部の縁には本金メッキの飾金具(錺金)をお取付けしました。 

金具が付くことで、賽銭箱が重厚な雰囲気になりました。


しめ縄(しめなわ) 注連縄 (青藁製)

2011年10月4日 by sporder

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しめ縄(しめなわ) 注連縄 (青藁製)

しめ縄を製作しました。 
神社の鳥居に取り付けらるもので、
青藁で編んだ全長330㎝ 直径10㎝の大しめ縄です。 

形状は、ごぼう型と呼ばれる、中央に膨らみのないまっすぐのかたちです。

しめ縄は、お正月前だけでなく、 
秋祭の前にお取替えされるところもありますので、 
9月から新藁を使ったしめ縄の製作が始まり、 
十二月半ば位まで職人が別注サイズを編み続けます。
(年内納品の大しめなわの御注文は、10月下旬ごろで終了いたします。)

三種神器  鏡袋  正絹菊七宝  

2011年10月2日 by sporder

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三種神器  鏡袋  正絹菊七宝  

三種の神器の鏡袋を製作しました。
9月30日掲載の剣袋と対になるもので、布地は正絹の菊七宝です。

お取替えの際に開封すると、 
鏡の裏面に御奉納者の名や奉納年月日が刻み込まれていることがあります。 

裏の文字は、このような特別の時しか目にすることがありませんが、
御奉納者のお気持ちは永らえ、受け継がれていくように思います。

山の辺の道 神無月一日の早朝  

2011年10月1日 by sporder

 

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山の辺の道 神無月一日の早朝  

十月一日の山の辺の道は、
稲穂が豊かに実り、柿は日に日に色が濃くなり、

彼岸花も残り、とても彩りが豊かになっています。

五穀豊穣 を肌でかんじる十月は、大和の国各所で秋祭りがはじまります。 

昨夜に降った雨も上がり、今日は清々しい秋晴れの一日になりそうです。

三種神器  剣袋  正絹菊七宝  

2011年9月30日 by sporder

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三種神器  剣袋  正絹菊七宝  

三種の神器の剣袋を製作しました。

拝殿の真榊にしつらえた剣の袋をお取替えされるものです。 

古い袋を開封すると、
神社の歴史を感じさせる長尺の剣(1尺8寸約54cm)がおさめられておりました。

新調の剣袋は、
朱地に和の色が織り込まれた正絹の菊七宝と、

同系色の房紐が上品に調和しています。

御簾 赤地金紋 雅 

2011年9月29日 by sporder

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御簾 赤地金紋 雅   

御簾をお仕立しました。 神殿にしつらえられるもので、竹は綿糸一本返し編み、布は梅鉢紋入り赤地金紋です。 
雅の金紋は、赤の色に深みがあり、金糸をより引き立てます。  

今回のように長尺の御簾の場合、
反りにくい一本返し編み(表裏編み)をお奨めいたしたします。