八足(八脚案) スプルース材 1尺5寸 足高  

2012年1月8日 by sporder

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八足(八脚案) スプルース材 1尺5寸 足高   

八足を製作しました。 幅1尺5寸(約45cm)で、
材質はスプルース材です。 

高さは既製品より12cm高く、55cmにしております。 

今回製作の案は、幅より高さが10cm高いだけですが、
それ以上に足高に見え、
僅かに脚の高さを変えるだけでも、案の見た目のバランスは変わります。

御簾 両面仕立 切り込み入り 

2012年1月7日 by sporder

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御簾 両面仕立 切り込み入り   

御簾をお仕立しました。 
神殿の境界部分にしつらえられるもので、 
竹は綿糸表編み、布は雅白紋で、両面に布が付く両面仕立です。 

下部には段差に合わせて、切り込みを入れております。 

切り込みは、下部以外にも、 
長押や鴨居に掛かる、側面にも入れることがございます。

素襖  黒地白抜き社紋入り  

2012年1月6日 by sporder

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素襖  黒地白抜き社紋入り  

素襖(すおう)をお仕立しました。

氏子の代表の方数名が、正月と秋祭りに御召しになるもので、
素材は綿地です。 

黒染めの上着、袴それぞれに白抜きの社紋が入り、 
襟元や紋の真ん中に濃いベージュの鹿革が付いているのが
素襖の特徴といえます。  

黒地に、白抜きの紋と革紐が引き立ち、 
落ち着きのある素襖に仕上がりました。

山の辺の道 正月の石上神宮

2012年1月5日 by sporder

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山の辺の道 正月の石上神宮  

正月三日の石上神宮です。 
灯篭の灯りがともされた朱色の回廊と、
新しいしめなわと御幣がしつらえられた、
ご神木の深い緑の対比に、新年らしい清々しさを感じます。  

楼門には金糸刺繍の門帳がかけられ、
お正月らしいしつらえがなされています。 

昨年取り替えられた参道の大鳥居は古色に塗られ、
周りの木々に融け込む端正な佇まいです。

御幣

2011年12月31日 by sporder

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御幣

御幣を製作しました。  
毎年年末にお取替ええさせていただくもので、
奉書を複数枚使用して、厚みのある御幣になっております。 

御幣かたちは、神社・神殿や地域によって  
切り方、角度、紙の枚数等が異なり、 
それぞれに受け継がれた形がございます。  

師走の光が差し込む静寂の神殿で、
座して御幣をながめると、
喧騒から隔離された空間の中で、心休まる感じがします。

社殿内のしつらえ (天蓋、厚畳、白布団、壁代、戸帳)

2011年12月30日 by sporder

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社殿内のしつらえ (天蓋、厚畳、白布団、壁代、戸帳)   

社殿内をしつらえました。 
お正月を迎えるにあたり、新調されるもので、 
壁面には壁代(ブログNo.589 )、床には厚畳(ブログNo.587 )
その上に白布団(ブログNo.587 )を敷き、
天井からは天蓋(ブログNo.588 )を下げています。 

天蓋の中には、新調の白の羽二重で包まれた
御神体がお鎮まりになります。 
扉裏からは、戸帳(ブログNo.589)をしつらえました。  

師走の日の光が、春日造りの社殿の中をを柔らかく照らし、
白の生地が輝いています。

戸帳と壁代(社殿内のしつらえ)

2011年12月29日 by sporder

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戸帳と壁代 

戸帳と壁代をお仕立しました。 
社殿内のしつらえとして、 
戸帳は正面扉に、壁代は三面の壁面に付けます。  

戸帳は、地模様入りの厚みのある上紡績緞子で、朽木柄入り、
布筋は赤紫の胡蝶柄入り、仕立は裏付きです。 

壁代は、布筋を入れず、朽木柄のみの 単仕立てです。 

四面が白の布で囲まれた社殿内部は、より清浄な空間となります。

天蓋(社殿内のしつらえ)

2011年12月28日 by sporder

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天蓋 

天蓋を製作しました。 

社殿内のしつらえとして、天井から下げられるもので、 
お取替えのため現状と同寸法、同仕様でおつくりしております。 

布は、古代小葵柄の地模様の入った白布です。 

天蓋の直径は30㎝あり、御神体が調度おさまる寸法です。  

社殿内のしつらえは、天蓋の他にも様々なかたちがあり、
幾重にもなされた丁重なしつらえは、
神を尊ぶ気持ちの表れであると思います。

厚畳と白布団  (社殿内のしつらえ)

2011年12月27日 by sporder

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厚畳と白布団  

厚畳と布団を製作しました。
 社殿内のしつらえとして、御神体の下に敷かれるもので、
お取替えのため現状どおりの寸法でおつくりしております。 

厚畳みは繧繝布の二方縁です。 
布団は白の羽二重で、標準より厚めに仕上げています。 

布団は、厚畳の内側に納めることが多いのですが、
今回は見本にあわせて、畳より大きくお仕立しました。

しめ縄(注連縄 ・しめなわ)  

2011年12月26日 by sporder

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しめ縄(注連縄 ・しめなわ)  

しめ縄を納入しました。 
鳥居・拝殿にしつれえられるもので、
全長約4m、直径約10cm、紙垂(しで)はナイロン製です。

しめ縄の形状は、太さの変わらない『牛蒡(ごぼう)型』、
中央部が太い『鼓胴型』 、
藁垂れの付くもの等 地域や神社によって様々です。
(呼称も地域によって異なります。)  

今回のしめ縄は、毎年年末にお届けしますが、 
今年も晴天に恵まれ、 鳥居や拝殿にしつらえられたしめ縄を見ると、 
年の瀬のせわしい中にも、ひと時の落ち着きを感じます。