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825 御幣 五色 麻緒付き
御幣をお取替えしました。
お祭りにご使用されるもので、永年伝わる幣串はそのままに、 年に一度、幣と麻を当家の方が新調されます。
幣は緑・黄・赤・白・紫の五色で、 中央に揚巻に結んだ麻緒をしつらえております。
御幣の形は様々で、 幣の色や寸法、折り方、上部のかぶせの形、麻緒の結びなど、 先代から伝わる『かたち』を大切にしておられます。
カテゴリー: 神具, 祭具
824 御簾 人絹倭錦(新倭錦) 切房紅白2段染
御簾をお仕立てしました。
ご家庭の神床に設えられるものです。
幅2尺5寸(約75cm)、丈は180cmです。
房は紅白2段染の切房で、 40cmで巻きあげられるように房紐と鈎で調整しております。 倭錦の小葵柄は、有職文様の一つで、 冬葵をモチーフにデザインされたものといわれ、 装束・御簾・神祭具の調度等に多用されています。 用途によって、地色や小葵の色合いが変わり、 それぞれの美しさがあります。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 御簾
823 三方 8寸 胴太 吉野桧
胴太三方を製作しました。 8寸の天(折敷)に、高さを揃えた 一回り太い脚を付けております。
標準の8寸三方と組み合わせてることで、 収納がコンパクトになります。
吉野桧の三方は、板目のため一台一台の木目や色合いが異なり、 一つとして同じものがありませんが、 そこに 自然がつくる無作為な美しさが感じられます。
822 額 白木枠 4尺6寸5分
額を製作しました。
白木(桧)製の枠で、幅は6寸5分(約141cm)です。
天井までの寸法に制約があるため、 高さを標準寸法より若干縮めております。
白木と濃い赤の色の対比に、 一点の曇りもない清純さを感じます。
カテゴリー: 神具
822 胡床(相引) 大型 新倭錦(緑)
胡床を製作しました。
祭典時に宮司様がご使用されるもので、 標準寸法よりひと回り大きい、大型の胡床です。
座面は、緑地の新倭錦布で仕上げております。
緑の新倭錦からは、 落ち着きのある上品な雰囲気が醸し出されています。
820 御簾 新倭錦 切房付き
ご家庭の神床に設えれれるものです。
寸法は幅82cm丈35cm、 竹は綿糸表編み、布は新倭錦、 房は紅白二段染めの切房です。
正面からは見えませんが、親骨に赤布を掛け、 布筋の裏面にも赤裏を付けた、御仕立で仕上げております。
819
御社台、神饌台(八脚案、八足台) 三段
ご家庭の神床に設えられる、 御社台と神饌台(八脚案)を製作しました。
材質は、木曽桧材です。
幅は90㎝で、 最上段(120㎝)には御社を据えられるため 奥行52cmです。
2段目、3段目はご神饌用の台で、奥行は27㎝と24㎝です。
御社台の奥が深く、3台並べると奥行感が出て、 揺るぎない安定を感じる かたちに仕上がりました。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 八脚案、神饌台、八足
818 高張提灯 1尺4寸 家紋入り (丸に違い鷹の羽 )
高張提灯を製作しました。
直径1尺4寸(約40cm)です。
正面にはくずし文字で『御神燈』、 後ろ面には、丸に違い鷹の羽 の家紋と、 氏名(うじな)を入れております。
家紋の位置は、後ろ面のほかに、 側面に入れることもございます。
カテゴリー: 提灯
817 御簾房 切房6寸 紅白二段染め
御簾の房を製作しました。
神殿用の御簾に設えるものです。
紅白二段染めの切房で、 房本体の長さは6寸(約18cm)です。
ご指定の巻上寸法に仕上がるように、 紐の長さと、鈎の寸法で調整しております。
カテゴリー: 未分類
816 冠 縁の修理 芯棒の取替え
冠の縁を修理しました。
永年の御使用で、下部の縁が擦り切れて、 下地の和紙が見え、一部は湿気が入り膨らんでいる状態でした。
職人の手により、下地を固めて、 黒色を数回に分けて塗ることで、お使いいただける状態に戻りました。
冠の一つは、心棒が折れておりましたので、 新しいものをお取替えしております。
完成後、三頭の並べると縁の高さや、 全体の丸みが一頭づつ異なっておりました。
製作年代や、継承された職人の型による 微妙な『かたち』の変化は、興味深いものです。
カテゴリー: 装束類