赤ぼんぼりを修理し、塗り替えました。
全高3尺(約90cm)の大型の雪洞です。
お預かりした状態は、
お脚部と骨数本が破損し、火袋が破れ、
塗りも経年により色あせ劣化しておりました。
パーツを分解した上で、雪洞の専門職人によって、
骨の取替え、脚部の補修を行いました。
その後塗師により、下地を丹念に整えた後に、濃い朱漆で塗りあげられました。
仕上がったぼんぼりは、深みのある濃い赤色で、
鏡面のようにまわりを映し出しています。
霊璽収納桐箱(ブログNo.901)の覆を製作しました。
布は、小葵の地模様の入った人絹緞子、
朽木柄を摺りこみ、布筋は紫に胡蝶柄入り、 裏付きのお仕立です。