昨日掲載(ブログNo.921)の続きです。
御簾は同仕様で、
竹は綿糸表編み、布は交織倭錦 緑、
房は麻房三段染めで、仕立は両面です。
拝殿の中央に設えられるもので、
幅249cm丈は75cmです。
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神殿用御簾 赤地白紋雅 赤地金紋雅 絹糸一本返し編み より房紅白二段染め
神殿の御簾を納入しました。
竹は絹糸一本返し編み、
布は赤地白紋雅(ブログNo.913)と赤地金紋雅、
房はより房二段染めです。
お手入れの行き届いた光沢のある神殿に、
新調の御簾が際立ち、晴れやかさが感じられます。
晴れ晴れしい雰囲気の神殿で、新年をお迎えされます。
ブログ912の続きです。
生地の修理、塗り替えのが完了し、
電装の取り付けと火袋の張替えで完成となります。
火袋には、正絹の赤羽二重の布を使用され、
専門職人の手により、一枚ずつ丁寧に張り上げられました。
完成までに約2ヶ月、
3人の職人の熟練の技が一つになって、
美しいに雪洞に生まれ変わりました。