御簾をお仕立てしました。
神殿に設えられるもので、
中御簾の幅を広くした三枚割り御簾です。
竹は綿糸表編み、布は赤新倭錦、
房は三段染めの切房をおつけしております。
三段染め房の黒色が、
晴れやかな赤地の御簾に落ち着きを持たせています。
鞘建宮(鞘立宮)を設置しました。
社業のご繁栄と安全を祈願して、十年毎にお取り換えされ、
今回で三回目の納入です。
鳥居は朱色で塗り替え、御額(ブログNo.709)は同じく新調しております。
真新しい白木の社殿と、神域を示す朱色の鳥居、
皐月の新緑が相まって、清々しい雰囲気漂う空間となりました。