ブログNo.1201
八脚案(神饌台、八足台) 桧製 三段型
八脚案を製作しました。
神殿に御神饌用の台として設えられます。
幅120cm、奥行き21cm、高さ37cm、21.5cm、6cmの三段型、
材質は木曽桧材です。
御社の位置と三方の寸法の関係で、
最上段の高さは37cmが限度のため、
下段の案は柱なしの仕様にしております。
単体で見れば全体が低く感じられますが、
神殿におさまると釣り合うように思います。
御簾をお仕立てしました。
別注で製作いたしました御霊舎(御霊社、祖霊舎)(ブログNo.1196) を
お祀りされる神床に設えられます。
幅83㎝、丈20㎝、布は緑地の交織倭錦、
房は麻房の三段染めです。
派手さはありませんが、
格調高く落ち着きのある御簾に仕上がったように思います。
ブログNo.1194
祭はっぴ(祭半纏) 襟社名入り 別染め
祭はっぴ(祭半纏)を製作しました。
襟を別染めで、社名を左右に入れております。
はっぴ(半纏)は、デザイン、かたち、寸法を
全てご指定いただく別注品も製作できますが、
今回は、襟以外は既製のものを使用しております。
祭典当日には、小さい子どもたちから大人まで、
同じ柄のはっぴを着用されて、お神輿を担がれます。
御霊舎に扉金具を御取り付けいたしました。
御霊舎は、総木曽桧製の(大) です。
扉金具は、厚みのある地金を使用し、
本金メッキで仕上げております。
木曽桧の社に、控えめに輝く扉金具が、品良く釣り合っています。