壁代をお仕立てしました。
社殿内部の両側面と後面に設えます。
幅214cm 丈139cm 、
生地は人絹緞子の単仕立て、
飾り紐や布筋、摺り柄等が入らない形です。
社殿の後面にも扉があるため、
壁代の中央下部に切り込みを入れております。
社殿内部は、壁代と戸帳(ブログNo.992)、
御簾(ブログNo.993)によって四方が囲まれ、
神が坐すにふさわしい清浄な間となります。
神殿神具一式を納入しました。
三社の御社は、神殿の寸法に合わせた吉野桧製です。
御簾は、外陣が赤地白紋(雅)、
内陣は赤地白紋(雅)、金紋(雅)、
房は切房です。(ブログNo.988)等です。
桧で仕上げられた神殿に神具がおさまり、
窓から差し込む春の光によって、
神殿全体が穏やか明るさ包まれています。