葉月三日 早朝の山の辺の道です。
早くから蝉の鳴き声がこだまする中、時折鳥のさえずりが聞こえ、
動きを止めて一人佇んでいると、
心地よい自然の喧騒の中にいるようです。
道沿いの青柿はしっかりと大きくなっており、
田んぼの稲はわずか一月で逞しく濃い緑色に成長しています。
夏の強い朝日に、稲先に残る露が照らされ、
まわり一面がキラキラと輝いています。
鉦鼓台(鐘台)の塗り替えが完成しました。
台の塗り替え、飾り金具の本金鍍金直し、
楽鉦(鐘)の色付け(ブログNo.1096)、
金具の取り付け(ブログNo.1098)、
火炎の修理(ブログNo.1101)を終え、
最終的に部品を組み上げて、
鉦鼓台(鐘台)の塗り替え修理が完成しました。
多数の職人の手によって修理された鉦鼓台は、
新品同様の奥ゆかしさを感じる輝きです。