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ブログNo.1483 高張提灯 1尺4寸 社紋入り(下がり藤)
高張提灯を製作しました。
拝殿前の左右に設えられます。
直径1尺4寸(約40cm) 、和紙張り油引き仕様です。 正面には『御神燈』 、側面左右には社紋の『下がり藤』、裏面には社名と奉納年月日を全て黒色で入れております。
側面に大きく描かれた『下がり藤』 は代表的な家紋、社紋の一つで、藤花を円形におさめたデザインは、日本人が継承する美観の一つであると思います。
カテゴリー: 神具, 祭具, 提灯
ブログNo.1482 門帳(戸帳) 2637×430 人絹緞子 裏付き仕立て
門帳(戸帳)をお仕立てしました。
神殿の正面に設えられます。
幅264cm、丈43cm、お仕立ては片面の裏付き仕立てです。
生地は小葵の地模様が入った人絹緞子、朽木の摺り柄が入り、 布筋は赤紫胡帳柄入りです。
長い歴史の感じられる神殿に、純白の門帳が浮き立つことなく、自然と収まるように思います。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿
ブログNo.1481 白木ぼんぼり 2尺5寸 六角足
白木ぼんぼりを制作しました。
神殿に設えられるもので、
全高2尺5寸(約76㎝)、脚部は六角足仕様、材質は桧材です。
神殿の左右に配されたぼんぼりは、穏やかな光を放ち、一層厳粛で奥ゆかしさを感じる空間となることと思います。
カテゴリー: 神具, 祭具, 神殿 ・ 社殿, 照明 御明かり 灯明
ブログNo.1480 御簾 赤地白紋 寿10釜 より房付き
御簾をお仕立てしました。
神殿正面に設えられます。
幅172cm、丈40cm、布は赤地白紋寿です。
竹は綿糸表編み、房は紅白二段染めのより房です。
御簾の仕立ては、裏面が見えない場所に設えられるので、片面のお仕立てです。
カテゴリー: 神具, 御簾, 祭具
ブログNo.1479 胡床 紫ウール
胡床を製作しました。
御神前に設えられます。
脚部は白木、座面は紫色のウール地です。
紫色の座面は、倭錦の赤や緑のような華やかさはありませんが、 濃い紫と白木の脚部は、慎ましやかで格調が高い印象を受けます。
カテゴリー: 神具, 祭具
ブログNo.1478 八脚案(神饌台、八足) 木曽桧材 103×18×30cm
八脚案(神饌台、八足)を製作しました。
御神饌にご使用されます。
幅103cm、奥行き18cm、高さ18cm 、材質は天板が木曽桧材です。
木曽桧のきめ細かな板目の模様が人肌のような色合いで、 自然の控えめな美しさが感じられます。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 神具, 祭具, 八脚案、神饌台、八足
ブログNo.1477 山の辺の道 神無月の早朝
神無月 早朝の山の辺の道です。
道沿いの柿畑には、綺麗に色づいた柿が実り、 田んぼの稲穂は、実りの証のように頭をしっかりと垂れています。
自然の豊かな贈り物にあふれた、山の辺の道は、彩りも美しく、 地域の所々では、秋祭りがはじまります。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
ブログNo.1476 壁代(戸帳) 人絹緞子 朽木柄 両面仕立て 78×240cm
壁代(戸帳)をお仕立てしました。
神殿の間仕切りにご使用されます。
寸法は、幅79cm、丈240cm、表裏が見えるので、お仕立ては両面です。
生地は小葵柄入の地模様が入った人絹緞子、朽木の摺り柄が入り、飾り紐を付けております。
朽木柄は 朽ちた木の木目を意匠化したものとされていますが、 自然の朽ちる瞬間にも美しさを感じるのは、古人から受け継ぐ日本人特有の感性であると思います。
ブログNo.1475 素襖袴 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き2-2
素襖の袴をお仕立てしました。
素襖と同じ本麻の素材で、家紋を左右と腰板に白色で染め抜いています。
家紋の上には素襖と同様に革飾りを付けております。
祭りの当日、厳粛ながらも清々しいお気持ちで、素襖をお召しになられることであると思います。
カテゴリー: 装束類
ブログNo.1474 素襖 本麻地 紺色 定紋染め抜き 革紐付き 2-1
素襖をお仕立てしました。
当家の氏子の方が、 お祭り当日にお召しになります。
素材は紺色に染めた本麻地で、家紋の『橘』を染め抜いています。
家紋の上と胸元には、細長い革飾りが付いております。
紺色の麻生地は化繊の様な光沢こそありませんが、 素材感のある品の良い美しさが感じられます。