ブログNo.1517
地蔵社(地蔵堂、地蔵舎) 胴板葺仕様2-1
地蔵社(地蔵堂、地蔵舎)を製作しました。
台座幅72cm、台座奥行67cm、全高100cm、
屋根は銅板葺き仕様、材質は総吉野桧材です。
既にお祀りされているお地蔵様の上から据えられるため
、底板は無く、扉のない開放型です。
吉野桧特有の赤白系の色合いと銅板との組み合わせが美しく、
地蔵様におさまると清清しく感じられることと思います。
ブログNo.1504 , No.1506 ,ブログNo.1510 の続きです。
神輿の台輪部分の角に隅金具、
中心2箇所には社紋を入れました。
神輿の装飾として、高欄には擬宝珠、
扉には扉金具、階段部分には段金具蕨手の下に隅瓔珞、
屋根下には板瓔珞を設えております。
休み台も、ご指定により黒塗りで仕上げました。
ブログNo.1504 , No.1506 の続きです。
屋根の4面と台輪の側面2箇所の計4箇所に、
本金メッキを施した社紋を入れております。
今回製作の社紋は、
紋帳に掲載されている『五瓜に唐花』と若干かたちが異なり、
旧の神輿に付いていた金具からその形を正確に写し取ったものです。
お神輿は新しくなりましたが、
永年大切に継承されてきた『かたち』を、
次の世代の方々にお伝えするお手伝いが出来ました。