太鼓、太鼓台塗り替え1 (太鼓台、鉦鼓台 金具取付)
黒漆と本金箔で塗り替えられた、太鼓台、鉦鼓台に
金具を取り付けています。
太鼓台は丸枠の内寸が2尺5寸(約75cm)の大型の台です。
本金鍍金を施した金具を1枚づつ、本金メッキの釘で取りつけます。
同じ大きさの金具でも、 取り付ける位置によって図柄の向きが異なり、
細部にまでこだわる 金具職人の思い入れがうかがえます。
社殿内に御簾(ブログNo.993)、
戸帳(ブログNo.992)、壁代(ブログNo.997)を設えました。
社殿の内側三面(後面と両側面) に壁代を張り、
正面には御簾と戸帳を配しています。
御簾の竹から垣間見える戸帳が、とても奥ゆかし見えます。
木々間から春の陽光が差し込み、
緑の香りも相まって、身が引き締まるような清々しさを感じます。