ブログNo.1950
御簾 新倭錦 切房三段染め 75×40cm
御簾をお仕立てしました。
社殿の扉内に設えられた、御簾をお取り替えされます。
幅75cm丈40cm、竹は綿糸表編み、
生地は新倭錦赤、房は切房三段染めです。
小葵柄が織り込まれた倭錦は御簾生地の定番柄ですが、
人絹、交織、正絹の3種類それぞれに風合いや光沢が異なります。
壁代、戸帳、御簾、門帳を納入しました。
20年に一度の御造営で、社殿を改修塗装され、
社殿の内装はじめ、
拝殿神具を新調されれました。
社殿の内部壁面には壁代(ブログNo.194)、
扉の後奥に御簾(ブログNo.1940)、
前に戸帳(ブログNo.1943)を設えました。
拝殿の奥には門帳(ブログNo.1946)、
手前には鈴緒(ブログNo.1941)も新調されました。
神殿まわりの準備が整い、 村の方々が一堂に会し、
清清しい御気持ちで祭典を執り行われる事と存じます。