円座 紙製 2尺2寸 組編み 

2019年6月13日 by sporder

ブログNo.2995 
円座 紙製 2尺2寸 組編み  

大型の円座を製作しました。

神殿上段に設えられます。 

直径2尺2寸(約67㎝)、
編み方は畝の目が細かい『組編み(トビ)』でございます。 

通常円座はイ草を使用いたしますが、 
今回はイ草の色合いに染めた紙(和紙)を使用した円座です。 

座り心地はイ草製に比べ硬くなりますが、 
変色しにくく、 草が切れないなど、
耐久性の良いところが利点となります。  

神壇SA用御簾 72×20㎝ 綾錦萌黄金糸入り 麻房 

2019年6月12日 by sporder

ブログNo.2994
神壇SA用御簾 72×20㎝ 綾錦萌黄金糸入り 麻房 

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭で御霊様をお祀りされる神壇に設えます。 

幅72㎝丈20㎝、竹は綿糸表編み、布は綾錦萌黄金糸入り、
房は麻房三段染です。 

多色の小葵柄が織り込まれた綾錦の生地は美しく、
萌黄の地色により、一層品よく見えます。

真榊 4尺

2019年6月11日 by sporder

ブログNo.2993 
真榊 4尺

真榊 が完成しました。  

五色布が4尺(約120㎝)、
台棒、榊葉を付けると全高205㎝になります。 

右側には神鏡勾玉、左側にはが正式な配置となります。  

陰陽五行説より森羅万象を表現するとされる五色布、 
生命力の象徴であり神聖な榊葉、 
三種の神器などが一体し、
神殿内おさまると一層厳かに、格調高い雰囲気になります。

八脚案 八足背高 桧製 40×21×54㎝   

2019年6月10日 by sporder

   

ブログNo.2992 
八脚案 八足背高 桧製 40×21×54㎝   

八脚案を製作しました。 

幅40㎝奥行21㎝高さ54㎝ 材質は天板が木曽桧材、
脚部が吉野桧材です。 

天板と脚は、蟻差しで組み上げる仕様でございます。

幅に対して、高めの設定ではございますが、
バランスの取れた安定感の感じられる案に仕上がりました。

水無月、早朝の山の辺の道

2019年6月9日 by sporder

ブログNo.2991
水無月、早朝の山の辺の道 

水無月早朝の山の辺の道です。  

道沿いの田んぼに水が張られ、田植えが始まりました。

鏡面のように整った水面には、山並みや緑、青空、雲など、
美しい『山の辺』の景色が映りこんでおります。  

日が昇るにつれ、『萌黄』の色合いが美しい早苗の先の雫が眩く光り、
時の経つのを忘れ、
しばし佇んでしまう、山の辺のひと時です。

勾玉 1尺(約30㎝) 

2019年6月7日 by sporder

ブログNo.2990  
勾玉 1尺(約30㎝) 

勾玉をご用意いたしました。 

拝殿の真榊に、三種の神器の勾玉として設えられます。

長さが1尺(約30㎝)、 
グレーと白が混じった色合いです。 

真榊に設える勾玉は首飾りの形状で、 
勾玉、玉、管玉、玉、勾玉・・・の並びになっており、
古代の装飾品として美しいかたちをしております。

桐箱 ヤロウ蓋 かまぼこ型  内寸 23×19×10㎝ 

2019年6月6日 by sporder

ブログNo.2989  
桐箱 ヤロウ蓋  内寸 23×19×10㎝  

桐箱を製作しました。 

内寸幅23㎝奥行19㎝高さ10㎝、 
材質は総桐製です。 

下箱の内部に薄板を立て、
上蓋がずれずに気密性を保ってぴったりと納まる『ヤロウ蓋』仕様です。 

上蓋の形状は丸みのある『かまぼこ型』で仕上げました。

 

御簾 3枚割 369×80㎝(123×80㎝) 赤地白紋寿 10釜

2019年6月5日 by sporder

ブログNo.2988  
御簾 3枚割 369×80㎝(123×80㎝) 赤地白紋寿 10釜   

御簾をお仕立てしました。 
神殿外陣、正面に設えられます。 
総幅369㎝の3枚割、丈は80㎝、房で50㎝に巻き上げます。 

竹は綿糸表編み、布は赤地白紋寿10釜です。 

外陣の御簾は前後から見えるため、

御簾のお仕立ては、表裏が同じ『両面仕立て』で仕上げております。 

房は切房2段染をお付けいたします。


三種神器 剣  1尺

2019年6月4日 by sporder

ブログNo.2987   
三種神器 剣  1尺 

三種の神器の剣をご用意いたしました。 

全長30㎝、 紐の長差27㎝、
袋の生地は朱地雲柄金襴です。

紐は朱色の江戸打ち、房はより房朱でございます。 

 

 

円座2尺2寸 渦巻き

2019年6月2日 by sporder

ブログNo.2986
円座2尺2寸 渦巻き 

円座を製作しました。 

直径は2尺2寸(約68㎝)の大型の円座です。 

材質はイ草製、編み方は、畝が大きい『渦巻』です。  

円座は熟練の職人の手によって1枚づる編まれるのですが、 
寸法が大きくなるほど難しく、 
イ草の取り方ひとつで、円形が崩れてしまいます。 

手と指先の感覚だけで編み上げる円座は、
まさしく職人の手技といえるかと存じます。