ブログNo.3111
神前幕 紫地 社紋左三つ巴 白抜き 560×100㎝ かつらぎ地
神前幕を製作しました。
御大礼に合わせて新調され、拝殿に設えられます。
幅560㎝丈100㎝、厚みのある『かつらぎ』地でございます。
濃い紫に社紋と奉納者名・ 年月日を白抜きで染め上げております。
ブログNo.3108
Mikoshi-Renovation 11-11
子ども神輿 改修 完成(装飾付き)
鈴棒(鈴紐)と鈴の取り付けが完了し、神輿の改修が出来上がりました。
当初のリノベーションプランを確認いたします。
①『原型にリスペクトをはらい、全体のフォルムは変えずに、各所に専門職人の技を取り入れる』 については、
外観は変えず、塗師、金具、生地等多数の職人の手業を駆使して修復を行いました。
②『見せ場をつくり、 メリハリを付けた補修を行う』 については、
屋根や台輪の塗りと巴紋の対比を一つの見せ場といたしました。
③『子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げる』 については、
鈴棒を華やかで初々しい朱色で仕上げ、彩り豊かにいたしました。
約半年間お預かりいたしました御神輿の納品の際には、
一抹の寂しさも感じましたが、
御神輿を担ぐ子どもたちや取り巻く大人の笑顔に思いを馳せますと、
地域文化の継承とコミュニティの振興のお手伝いができたことが、
弊社スタッフ一同大変光栄に思います。
ブログNo.3105
Mikoshi-Renovation 11-8
子ども神輿 改修 漆と本金箔
今回の改修の見せ場(ブログNo.3099)の一つが、
専門の塗師による、黒漆と本金箔でございます。
特に 屋根と台輪部分は念入りに仕上げ、
漆面は鏡面のような光沢が出ております。
台輪の角や屋根の庇の飾り、蕨手上部の小鳥は、
本金箔で仕上げました。
丹念に仕上げた屋根・台輪に、
巴紋(ブログNo.3100 )が映え、
職人の熟練の手業が見て取れます。
ブログNo.3104
Mikoshi-Renovation 11-7
子ども神輿 改修
本坪鈴2寸3分(約6㎝) 本金メッキ
鈴棒の新調に伴い、
本坪鈴も新調いたしました。
現状の鈴は直径約5㎝程度で、
素材はアルミ製でございました。
鈴棒の太さにバランスが取れるように、鈴を大きくし、
揺れた時の音色や見た目の美しさ、耐久性を考慮し、
真鍮素材を本金メッキで仕上げました。
鈴を鈴棒に取り付ける房紐も、朱色をご用意いたしました。
ブログNo.3103
Mikoshi-Renovation 11-6
子ども神輿 改修 鈴棒(鈴紐) 朱色 1尺5寸(45㎝)
鈴棒を新調しました。
現状は紫色で綱状の鈴紐でございました。
③子ども御輿らしい、美しい色合いに仕上げるため、
紫から朱色に変更し、
形状も綱状から棒状に変更しました。
木製に生地に朱色の胴芯紐が巻かれた鈴棒は、
華やかさがあり、
御神輿を彩り豊かに引き立てます。