ブログNo.3321
御簾 綾錦朱地金糸入り 168×75㎝ 麻房 3段染
御簾をお仕立てしました。
20年に一度のご造営神殿改修に伴い、
拝殿の御簾も新調されます。
幅168㎝丈75㎝、竹は綿糸一本返し編み、布は綾錦朱地金糸入り、
房は麻房3段染、両面仕立てです。
御簾の竹には、カビ防止のために、防カビ加工をしております。
朱色の綾錦は、多色の小葵柄織り込まれ、
雅やかさの感じれれる、美しい御簾に仕上がりました。
ブログNo.3316
御帳台 覆 上紡績緞子 布筋赤紫胡蝶柄入り、 朽木入り
御帳台の覆を製作しました。
社殿改修に伴い、
御神体を納める御帳台の覆を新調されます。
幅47㎝ 奥行37㎝ 高さ54.5㎝、
素材は質感の高い上紡緞子、布筋は赤紫胡蝶柄入り
朽木摺柄入りです。
お仕立ては、裏付きでございます。
別に製作いたしました、『茵(しとね)』ブログNo.3296 、
『厚畳二方縁』ブログNo.3301 、
『厚畳四方縁』ブログNo.3315 を据えて完成いたしました。
新調の御帳台は、この機会しか目にすることはできないということで、
氏子の方々全員にお披露目をされた後、
社殿に納めてご遷宮を取り行われます。
ブログNo.3314
御帳台の内装 3-3
厚畳 繧繝縁 四方縁
御帳台の内装が完成しました。
二方縁の厚畳(ブログNo.3300 )の上に、
四方縁の厚畳を置き、
最上部に 茵(しとね)(ブログNo.3269)を据えます。
繧繝縁、本倭錦といった高位の伝統文様で仕上げた内装の調度は、
御神座として相応しい、
清々しくも美しい格調の高さが感じられます。