胴長太鼓 革張替 

2011年7月18日 by sporder

433
胴長太鼓 革張替  

胴長太鼓の革を張り替えました。 
直径1尺8寸(約54cm)の大型の太鼓で、
長年のご使用で革に緩みが出ており、 両面とも張り替えております。 

先日も職方と話をする機会があり、
『革の張り具合も、基本を大切にしながら、従来のかたちに固執することなく、
今のお客様のご要望に合わせて変化させている』とのこだわりを聞きました。 

張りあがった革の縁に並ぶ、鋲が等間隔に一線に並ぶさまからも、
技術の高さがうかがえます。

朱塗りぼんぼり 火袋張替

2011年7月17日 by sporder

442
朱塗りぼんぼり 火袋張替え  

朱塗りのぼんぼりの火袋を張り替えました。  
厚みのある、小葵の地模様の入った交織布を使用し、
職人の手によって、1枚づつ丁寧に張り上げられました。 

ぼんぼりに灯が灯ると、火袋からこもれ出る光が、
まわりを穏やかに照らし出します。

遠山三方(遠山型三方) くり無し

2011年7月16日 by sporder

441
遠山三方(遠山型三方) くり無し  

吉野桧材で、遠山三方を製作しました。 
遠山三方は、普通の三方に比べ脚部が低いもので、
ご指定のより 刳りを入れておりません。 

刳りのないかたちが、とても新鮮に思え、
シンプルな形ゆえに、吉野材の美しさが引き立ちます。

赤ぼんぼりの台  

2011年7月15日 by sporder

440
赤ぼんぼりの台  

赤ぼんぼりの台を製作しました。 
赤のぼんぼり位置を上げるために、神殿に据えられるもので、材質は桧材です。
高くしすぎると、ぼんぼりの安定が良くないので、 
高さをやや抑え30cmとしました。 
正面には、梅鉢の紋を入れております

御簾房 より房2段染め(8寸)  

2011年7月14日 by sporder

439
御簾房 より房2段染め(8寸)  

御簾房を製作しました。 
神殿御簾の房をお取替えされるもので、 紅白2段染めのより房です。 

御簾房の紐の長さは、
御簾を巻き上げる寸法に合わせておつくりいたします。

より房は1本づつ糸が撚ってあり、質感の高い華麗な房です。

石の置き台(石置き台)  

2011年7月13日 by sporder

438
石の置き台(石置き台)  

桧製の石置き台を製作しました。 
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。

ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。 

  

たて笛(竹製) 6穴   

2011年7月12日 by sporder

437
たて笛(竹製) 6穴   

竹製のたて笛を製作しました。  
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。 
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。  

全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。

円座 組編み(トビ) 2尺2寸 

2011年7月11日 by sporder

436
円座 組編み(トビ) 2尺2寸

円座を製作しました。
直径2尺2寸の組編みです。

2尺1寸以上の寸法は受注製作品で、
今回のお品も職人が手造りで編み上げるため、お時間を頂戴しました。
色合いの揃った綺麗な円座に仕上がりました。

家庭祀りの神具一式

2011年7月10日 by sporder

435
家庭祀りの神具一式

ご家庭でお祀りされる神具を納入しました。
事前の打ち合わせどおりに仕上がった神床に、
御社、灯明台(一昨日掲載)、神饌台、 御簾(昨日掲載) 等の神具をしつらえました。

神床内の壁面は、白壁にすることが多いのですが
お部屋全体が白を基調とした明るい洋風の造りのため、
壁面を木調にされたことで、 調和の取れた神床になりました。



御簾 正絹本倭錦 梅鉢紋入り

2011年7月9日 by sporder

434
御簾 正絹本倭錦 梅鉢紋入り

ご家庭の神床にしつらえられる御簾をお仕立しました。(96×109cm)

は、正絹本倭錦の梅鉢紋入りです。
房には、紅白2段染めのより房をお付けしております。
竹は、 表裏を交互に編む『一本返し』で編み上げましたので、
反りの出にくい落ち着きのある御簾に仕上がりました。

正絹布とより房を組み合わせることで、
晴れやかで華のある印象になります。