円座を製作しました。
神殿でご使用されるもので、直径2尺1寸(約64cm)の大型の円座です。
編み方は、畝の起伏が小さい『組み編み(トビ)』 です。
円座は、熟練した職人が、湿らせたイ草を 素手で一編みづつ結わえますが、
それは素手にとても負担のかかる作業でもあります。
仕上がった円座からは、そのような労は感じられず、
縁には綺麗な曲線が出ています。
鈴緒 10尺 三色布巻
鈴緒(ブログNo.694)をお取付けしました。
全長10尺(約3m)の三色巻き鈴緒です。
取り付けする位置が高いので、
10尺が調度 拝殿に釣り合う長さです。
新調の鈴緒に合わせて、後背には新しい紅白の布を下げられました。
境内は桜が満開で、新調の鈴緒と相まって、華やかな雰囲気です。