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685 社殿の設え(戸帳、壁代のしつらえ)
社殿(ブログNo.679)に戸帳(ブログNo.683)、壁代を設えました。 社殿内装お取替えです。
社殿の内装は、内部を白系の布で覆い、 正面扉裏には、戸帳、御簾、戸帳+御簾 を設ることが多いですが、 地模様の有無や、布筋や御簾の色等は、 受け継ぐ伝統やしきたりによって様々です。
カテゴリー: 神具, 神殿 ・ 社殿
684 神饌台(八脚案、八足台) スプルース製 二段
神饌台(八脚案、 八足台)を製作しました。
神殿に設えられるもので、材質はスプルース材です。
幅は130cmで、高さは三方の寸法を踏まえて、 30cm、15cmに設定しました。
案の高さは、御社、神床の高さ、三方等のバランスで決まり、 特に段差を均等にすることは、おさまりの基準のひとつになります。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
683
壁代 人絹緞子 布筋紫
壁代をお仕立しました。
社殿の内装として、社殿の内部三面に設えられるものです。 生地は人絹緞子で、布筋は紫胡蝶柄入り、 仕立は単(片面)です。
布筋は、後面に3本、側面に1本配しております。
カテゴリー: 神具, 祭具
692 御簾 交織倭錦梅鉢入り より房付き
御簾をお仕立てしました。
ご家庭の神床に設えられるもので、 竹は綿糸表編み、布は交織赤倭錦梅鉢紋入りです。
房は紅白二段染めのより房をお付けしております。
下部にパイプを巻き込んで質感を高め、 御簾の鈎で巻き上げてご指定の寸法になるように房紐を調整しております。
交織布の落ち着いた色合いと、 紅白二段染めより房の華やかさが調和しているように思います。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 御簾
681 高張提灯 家紋入り(丸に三つ柏)
高張り提灯を製作しました。 直径1尺4寸(約40cm)で、正面に楷書の『御神燈』、 左右に家紋、後ろに氏名を入れております。
左右の家紋は『丸に三つ柏』で、 双方とも黒色で大きめに入れました。
同じ意匠の家紋でも、 草花の葉脈の数や、矢羽の線の数と太さ等は、 紋帳の基本形より様々なバリエーションがあり、特に注意が必要です。
カテゴリー: 提灯
680 神饌台(八脚案、八足台) スプルース製
神饌台(八脚案、 八足台)を製作しました。 御神饌をお供えされる際に、ご使用される案です。
材質はスプルース材で、寸法は120×27×30(幅×奥行×高さ)cmです。 奥行が広い安定感のある形に仕上がりました。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 八脚案、神饌台、八足
679 戸帳 上紡緞子 布筋紫
戸帳をお仕立しました。
社殿の扉の内装として設えられるものです。
生地は上紡緞子で、布筋は紫胡蝶柄入り、 仕立は裏付きです。
生地は質感のある厚地の生地で、 派手さはありませんが、品のある戸帳に仕上がりました。
678 御簾 交織倭錦 切房三段染め
ご家庭神床に設えられるもので、サイズは幅160×丈180cmです。
竹は綿糸表編み、布は交織倭錦、房は三段染めの切房です。
房の紐は、赤一色が標準ですが、今回は模様入りにしております。
落ち着きのある交織の生地に、三段染めの房がアクセントになり、 優美さが感じられる 御簾に仕上がりました。
677 拍子木 紫檀7寸 白紐付き
紫檀製の拍子木に白紐をお取付けしました。 拍子木は5寸(約15cm)より5分(1.5cm)刻みに9寸(27cm)まであり、 材質は紫檀材と花梨材がございます。
拍子木は、吟味した材料を使って職人が手造りで仕上げますが、 完成品を単に二本ずつ組み合わせるだけでは、良質の音が出ません。
最良の音が出るように、多数の中から一組づつ組み合わせることが、 熟練の技といえます。
カテゴリー: 楽器類
676 八足(八脚案、八足台) スプルース材 足高型
八足を製作しました。 材質はスプルース材、幅は1尺6寸(約48cm)です。
椅子に掛けてバランスの取れる高さという事で、 総高さを58cmにしております。
既製品の寸法より20cm以上高いですが、 幅が広いため釣り合いのとれた形におさまりました。