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718 八脚案(神饌台、八足台) スプルース製
八脚案(神饌、八足台)を製作しました。
神殿に設えられるもので、 寸法は68×27×30cm(幅×奥行×高さ)です。
材質は、スプルース材で仕上げております。
幅に対して、奥行が深く、 どっしりとした安定感のあるかたちに仕上がりました。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
717 絵馬の修理
絵馬を修理しました。
拝殿にご奉納されておられる絵馬ですが、経年と湿気によって、 額縁に納まる付近が朽ちておりました。
まず、 朽ちた部分切り出し、 同じ厚みの板を取り付けて 下地を再生しました。
その後 全体に違和感が出ないように、 新調部分に彩色を行いました。
今回の修理は、木工職人と絵師の円滑な連携によって、 元のかたちを再現できたように思います。
カテゴリー: 修理・修復
716 篠笛 (縦笛) 神楽用
6穴の篠笛を製作しました。
お神楽にご使用されるもので、 材質は竹製、歌口が笛の小口ついた 縦笛です。
篠笛は横笛が主流ですが 、 全国には 縦笛でご奉納される伝統も継承されています。
カテゴリー: 楽器類
715 御簾 正絹本倭錦 麻房付き
御簾をお仕立てしました。 ご家庭の御霊をお祀りされる神床に 設えられるものです。 (幅134×丈40cm)
布は正絹本倭錦、竹は綿糸表編み、 房は麻房三段染めです。
40cmに仕立てた御簾の裾にパイプを巻き込み、 鈎で巻き上げたときに 御霊舎と全体のバランスが釣り合うように、 房紐の長さを調整しております。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 御簾
715 弓張提灯 御神燈 五瓜の木瓜(五瓜に唐花)、丸剣片喰(まるにけんかたばみ)
弓張提灯を製作しました。 正面は 『御神燈』 の文字を入れ、 側面向かって右は 五瓜の木瓜(五瓜に唐花)を黒色で、 向って左には 家紋の 丸に剣片喰を赤色で入れました。
後面には、大字名と氏名を入れております。
今回のように 左右に家紋、社紋を入れる仕様は、 地域に伝わるの伝統の形といえます。
カテゴリー: 提灯
713 三種神器 鏡(本倭錦) 6寸
神社拝殿の真榊に設えらる、神鏡を製作しました。
直径6寸(約18cm)の神鏡に 、 正絹本倭錦と赤より房で仕立てた鏡袋に入れております。
三種神器の鏡袋は、今回の正絹本倭錦の他に 正絹菊七宝柄や菊菱柄、金襴布等でもお仕立しております。
カテゴリー: 神具, 祭具
712 御霊舎 扉金具付、厚畳付
御霊舎を製作しました。
幅45cmの大型のもので、 材質は木曽桧材、扉には銅地本金メッキ六枚八双の金具を付け、 内装は紫布筋の戸帳、 繧繝縁の厚畳を設えております。
平屋根で華美な装飾のない御霊舎には、 質感の高い厚地の金具が釣り合います。
カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 御社・御宮 ・御霊舎
711 御簾 新倭錦 三枚割り 切房付き
神殿に設えられる 御簾をお仕立てしました。
竹は綿糸表編み、布は赤新倭錦梅鉢紋入り、 房は紅白2段染の切房です。
神床寸法が広いため、3枚割りでお仕立てをしております。
御簾単体でなく、神殿全体の中で釣り合うように、 房は通常より大きめにしました。
カテゴリー: 御簾
710 八脚案(神饌台、八足台) ジョイント金具 かすがいⅩ型 スプルース材
八脚案を製作しました。
幅91×奥行30×高さ70㎝で、材質はスプルース材です。
脚は組立分解できるように、ジョイント金具仕様で、 揺れ止めにかすがいを入れております。
かすがいは、御指定によりⅩ型で、ネジで着脱できるようにしました。
709 御額 栓材 金文字
御額を製作しました。
朱塗りの鳥居に設えられるもので、 高さ1尺(約30cm) 材質は栓材です。 額には、ご指定の文字(『正一位 稲荷大神』)を金色で入れました。
額内に納まるように 『正一位』は横書き、『稲荷大神』は縦書きとしました。
御神名は、金色の他に、赤色で仕上げることもできます。