神壇 SA型 観音開き扉仕様 御霊舎入り  

2011年11月13日 by sporder

547
神壇 SA型 観音開き扉仕様 御霊舎入り  

観音開き仕様の神壇を製作しました。  
(幅79cm奥行43cm高さ149.5cm)
蝶番は本金鍍金をかけた、質感の高いものをお取り付けしております。 

内部には、御霊舎(大) をおさめ、
手前には新倭錦(青)の布地に
紫一色のより房をお付けした御簾をしつらえました。  

控えめな色合いの御簾によって、落ち着きのある神壇に仕上がりました。

八脚案(神饌台) スプルース製  

2011年11月12日 by sporder

546
八脚案(神饌台) スプルース製  

八脚案(神饌台)を製作しました。 
材質はスプルース材です。 

ご家庭の神棚に、御供え用の台としてしつらえられるもので、
高さに制約があり、 『できるだけ低く』 というご指定で、
総高さを2寸(6cm)に仕上げております。   
(60×21×6 幅×奥行×高さ/㎝)  

ご指定の高さに合わせるため、
脚は地覆(じぶく)のみにいたしました。

浄衣(じょうえ) 左右紐紫 

2011年11月11日 by sporder

545
浄衣(じょうえ) 左右紐紫

浄衣をお仕立しました。 

村の祭事に着用されるもので、素材はテトロンです。 

通常浄衣の左右紐は同色の白が多いのですが、
今回のものは濃い紫色で、 

盤領(あげくび・・・丸い襟の部分)もとんぼでとめる形でなく、
紐で結ぶ形です。

多数の職方の協力を得て、お預かりしたお見本どおり、
村の伝統のかたちを再現できました。

御簾房 古代紫 6寸 

2011年11月10日 by sporder

544
御簾房 古代紫 6寸   

御簾房を製作しました。  
糸を1本づつ撚っている 『より房』で、
染め分けをしない 古代紫の一色染めです。 

金具と、頭の網目からかすかに見える金色が、
古代紫の上品なアクセントになっています。 

上質でありながら控えめで、
特にグリーン系の御簾を引き立てる色合いです。

神殿の御社 3尺、3尺5寸  

2011年11月9日 by sporder

543
神殿の御社 3尺、3尺5寸  

御社を納入しました。 
台幅3尺5寸と3尺の大型の社で、材質は吉野桧材です。  

神床におさまるように、高さと奥行等を調整しております。

御簾との釣り合いも良く、神床におさまった二社の御社を、
窓から差し込む陽が、穏やかに照らしています。

笏(笏板) 木曽桧柾目

2011年11月7日 by sporder

542
笏(笏板) 木曽桧柾目   

笏(しゃく)を製作しました。 
材質は木曽桧材の柾目で、
標準的な長さ(約38cm)のものと、短め(約30cm)の2種類です。 
厚みは、ごく僅かですが、厚めにしております。   

笏は、櫟(いちい)材をはじめいろいろな材質で製作されますが、 
無垢の桧には包み込まれるような白さがあり、
濁りのない澄み切った状態を感じます。

神棚 総木曽桧造り 三社宮 

2011年11月6日 by sporder

541
神棚 総木曽桧造り 三社宮 

和室の鴨居から上の角のところに、神棚をしつらえました。

木曽桧の吊り神棚(ブログNo.534)を設置し、
後背には戸帳(ブログNo.530)
中央に総木曽桧造りの三社宮を納めました。  

窓からの差し込む光が、優しく神棚く照らし、
ご家族揃って清々しい気持ちで
拝をしていただける間になったように思います。

高張提灯 ビニール製  『御神燈』

2011年11月5日 by sporder

540
高張提灯 ビニール製  『御神燈』  

通常は、竹の骨に和紙張りが基本となりますが、 
今回は撥水性の高いビニール製の提灯を製作しました。 

正面には『御神燈』の文字を入れ、
側面、後ろ面には社紋や文字を入れずに無地です。  

提灯の耐久性について和紙張りとビニール製との比較を
よくお問い合わせいただきますが、 
それぞれに長所短所があり、
通して言えることは、
末永くお使いいただくためには、 
丁寧なお取扱い
(①広げるときに一気に広げずゆっくりと伸ばす、②使用後には陰干しをして湿気を取る、 ③収納の際小さく縮めすぎない 等)
が一番のポイントになるように思います。

八足(八脚案) 木曽桧柾目  

2011年11月4日 by sporder

539

八足(八脚案) 木曽桧柾目  

八足(八脚案)を製作しました。 
ご指定どおりの寸法で、
天板は木曽桧材の柾目を使用しております。 

天板は二枚はぎ(接ぎ)ですが、
共木(同じ木)を使うことで、
木口を見ないとわからないくらいの色合わせがなされています。 

仕上がった柾目の八足(八脚案)には、
上質なものだけが持つ気品が感じられます。

御簾 正絹本倭錦 麻房付き

2011年11月3日 by sporder

538
御簾 正絹本倭錦 麻房付き

御簾をお仕立てしました。 

ご家庭の御霊をお祀りされる神床にしつらえられるもので、
布は、正絹本倭錦で、
房は3段染めの麻房です。 (85×52cm)  

下部にパイプを巻き込むことで、 
御簾の落ち着きと、巻上時の量感が出るようにしております。

麻房は、化繊素材の切房やより房のような光沢はありませんが、 
それが麻特有の控えめな彩りであり、 
つやのある正絹生地と極上の組合わせになります。