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895 狛犬 陶器(瀬戸物) 1尺
陶器の狛犬をご用意しました。
全高1尺(約30cm)の大型のもので、社殿の左右に設えられます。
大型の狛犬は、近年では石材が主流となっておりますが、 古来に御奉納されたものには木彫り、木彫りに彩色されたもの、 精巧につくられた陶器などがあります。
木彫りや陶器の狛犬は、 現在では再現できないような精巧で優美なものが多く、 各所で大切に守られています。
カテゴリー: 神具, 祭具
894 八脚案(神饌台) スプルース材 幅120cm(4尺)
八脚案(神饌台)を製作しました。
ご神饌用の台としてご使用されるもので、 材質はスプルース材です。
今回製作の寸法は、 幅120cm 、 奥行き27cm 、高さ26 cmです。
神床に設えられる場合、御掃除等の事を考慮して、 神床間口寸法より若干控えられる事をお勧めしております。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
893 御簾 赤地金紋 綿糸一本返し編み 麻房三段染め
御簾をお仕立しました。
竹は表裏を交互に編む一本返し編み、 布は赤地金紋雅、房は麻房の三段染め、 お仕立は赤裏付きです。
濃赤、金、黄色の雅やかな色合いを、 三段染めの麻房の黒色が引き締め、 品のある華やかさが感じられます。
カテゴリー: 御簾
893 玄関幕 丸に梅鉢紋入り テトロン縮緬(ちりめん)
玄関に設えられる幕を製作しました。
全幅500cm 丈94cm、 素材はテトロン縮緬です。
玄関の正面が380cmで 左右に60cmづつ折れるようにとのご指定でしたので、 紋は380cmの中でバランスがとれるように配しております。
正面で巻上げる揚巻房は、 明るい紫の平頭より房をご用意しました。
幕と房の色合いを、明るさの異なる同系色を合わせることで、 奥ゆかしさが感じられます。
891 山の辺の道 師走の紅葉
底冷えする師走二日の早朝、 人麻呂の歌碑前から望む東の山は、群青の明るさが広がり、 彼方には一点の星が光っています。
弘法大師が開基された長岳寺の鐘楼門横には、 葉を残した一本の紅葉が残っています。
日本最古の鐘門を背にした紅葉は、 師走の晴れ空の光りに照らされ、 真紅のグラデーションのように見えます。
カテゴリー: 大和の古道 山の辺の道
890 額(白木枠) 140㎝
額を製作しました。
神殿中央に設えられるもので、 全幅140㎝、高さ55㎝の御指定寸法でおつくりしました。
縁は木曽桧材で、裂地は赤色の羽二重布です。
専門職人の手によって額縁は隅々まで綺麗に仕上げられ、 木曽桧の柔らかな色合いと、羽二重の深い赤色に、 白色の本紙が引き立っています。
カテゴリー: 神具
889 楽人服(海松色)
楽人服を製作しました。
布地は海松色(みるいろ)で、つゆ紐や胸紐等は白紫のぼかしです。
最近は雅楽の演奏が各所で行われる機会が増え、 雅楽を演奏する楽人の衣装も舞台栄えするように、 狩衣等明るい色合いのものも見受けられます。
しかし、宮内庁の楽人は、演奏に海松色の装束を着用されることから、 楽人服の基本色は海松色とされています。
オリーブグリーンと茶系色の糸で織りあげられておりますので、 光の当たり具合や、見る角度、装束の動きによって、違った色に見え、 奥ゆかしさを感じる色合いといえます。
カテゴリー: 装束類
888
見台の房 (白より房 平頭)
見台の房を製作しました。
地方で大切に継承されている地歌舞伎の中で、 浄瑠璃の見台に設えられるものです。
仕様は平頭のより房で、 一つの頭に二重の紐で揚巻に結ばれています。
小さい結びの揚巻房は際立ちすぎず、 黒い漆塗りの見台を引き立てるように思います。
887 八脚案 神饌台 木曽桧製 二段
八脚案(神饌台・八足台)を製作しました。
天板が木曽桧材、段差16㎝の二段型です。
上段の幅が110㎝、下段幅が100㎝、 奥行もそれぞれ26㎝、30㎝と異なります。
寸法が一様でない八脚案ですが、 二台を並べると違和感なく納まりました。
カテゴリー: ご家庭での神様のお祀り, 御霊をお祀りするための神具, 八脚案、神饌台、八足
886 扇用桐箱(6対 12本用)
扇(扇子)を収納される箱を製作しました。
材質は桐材で、9寸(約27cm)の扇が6対(12本) 納まる寸法に仕上げております。
仕様は、中板を入れた2段式、蓋は印籠蓋です。
蓋をした時に隙間が無く、精度の高い仕事は、 桐箱職人の熟練の技術です。