ブログNo.2528
御簾 竹:綿糸表編み 布:赤地白紋 雅 房:切房188×57㎝
御簾をお仕立てしました。
神殿外陣に設えられます。
幅188㎝丈57㎝、竹は綿糸表編み、
布は赤地白紋 雅 8釜 房は切房2段染です。
雅の深みのある赤色は、
御簾に仕立てることにより竹の黄色や房の紅白に相まって、
一層奥ゆかしく見えます。
神床に御霊の祀りとして納める神具一式が完成しました。
幅80㎝奥行90㎝高さ170cm、正
面は観音開き軸回し仕様のスペースに、
御霊をお祀りされます。
下部に厚板の神壇下段(ブログNo.2517)を据え、上
部には、御社台ブログ(No.2516) 、八脚案(神饌台、八足台)(ブログNo.2518 )を設えます。
御社台の上には、御霊舎、白木灯篭等を据えます。
神床3面には壁代(白布地模様入り)を張り、
正面には、正絹本倭錦の御簾を設えて完成となります。
白木特有の柔らかな色合いが美しい神具は、
正面の御簾の深い赤色と相まって、
神々しくも清々しい雰囲気を醸し出し、
『気持ちを新たにされる空間として』
ご家族の拠り所になられることと存じます。