祭具
2012年1月29日 by sporder614
扇箱(扇用桐箱)
扇箱を製作しました。
扇を1対収納保管されるもので、
材質は桐材を使用しております。
箱の製作は、精度が要求され、
職人の技量が問われる かたちのひとつです。
今回も上蓋が滑らかに閉まり、
閉まった状態では上蓋の境目がわからないくらい
『きちっと』仕上がりました。
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2012年1月27日 by sporder612
大型折敷(おしき) 吉野桧
折敷を製作しました。
材質は吉野桧材です。
通常 折敷や三方は、縁の外から外が寸法が基準となりますが、
今回は 縁の内寸のご指定寸法(36㎝)でおつくりしました。
横に並べた5寸三方と比較しても、その大きさがわかると思います。
折敷の縁の角は、表に出ない僅かな部分を残して切り込みを入れ、
伝承の技で曲げることで生まれる穏やかな曲線は、職人の技といえます。
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2012年1月26日 by sporder611
桧扇 扇面割れ 修理
桧扇を修理しました。
経年のご使用で、扇面の一部が割れ、
糸からはずれておりました。
扇面は、白木の薄い柾目板のため、
落としたり、強く開いても損傷しやすい 繊細な箇所です。
専門職人の手によって、新しい薄板の両面に彩色が施されたあと、
破損箇所と差し替えられ、糸で丁寧に綴じ直されました。
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2012年1月25日 by sporder610
円座 渦巻き 2尺5寸
円座を製作しました。
直径2尺5寸(約76㎝) の大型の円座で、 編み方は渦巻きです。
円座は1尺8寸より 1寸刻みで製作しておりますが、
2尺5寸が最大の寸法となります。
円座は大きくなるほど、腰が柔らかくなる傾向にあります。
張りのある円座を作るために、職方は、
力と根を込めて 一編みごとにしっかりと締めて、
編み上げます。
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2012年1月24日 by sporder609
祝詞袋(のりとふくろ) 正絹菊七宝柄
祝詞袋を製作しました。
布は正絹地の菊七宝柄です。
祝詞袋は、全ての工程を手仕事で進めるわけですが、
特に 布地の歪みを補正しながら、
木型に合わせて ふっくらとした柔らかなラインをつくるのが、
職人の技といえます。
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2012年1月23日 by sporder608
胡床(相引) 楢樫製 赤交織倭錦
胡床(相引)を製作しました。
脚部の素材は楢材で、布は赤色の交織倭錦です。
胡床は白地の帆布張りが一般的ですが、
座面の布の変更や、脚部の黒塗り、
飾り金具等を取り付けることで、趣が大きく変わります。
白木の脚部と、赤倭錦の対比が上品です。
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2012年1月21日 by sporder606
桐製 木札箱
木札を収納する箱を製作しました。
材質は桐材で、木札を立てて収納されるため、
縦長の形状で、正面は引き上げ式にしました。
桐材は、
恒湿作用があり ヤニ(油分)が出ず、難燃性で防虫効果も高いことから、
貴重品の収納に適した素材です。
専門の桐職人の手によって、
隙間の無い、緻密な仕上がりの箱が出来上がりました。
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2012年1月20日 by sporder八脚案 灯明台 木曽桧材
八脚案 灯明台
灯明台を製作しました。
神殿で灯明を置くためにお使いになるもので、
材質は木曽桧材です。
脚部と天板の取り付けは、ご指定により糊付け仕上げです。
幅32cmの小さな案ですが、
脚部が太めで安定感のあるかたちに仕上がりました。
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2012年1月19日 by sporder604
丸提灯 柄付き
柄付きの丸提灯を製作しました。
1月15日のとんど(どんど焼き、左義長)の火を
家に持ち帰るためにお使いにされるもので、
無地の提灯に黒塗りの竹の柄が付いています。
とんどの火を持ち帰り、竈やお風呂の火種として入れたり、
お餅を焼いたりして無病息災を願う習慣が、地域の伝統して残っています。
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2012年1月13日 by sporder599
御簾房 より房 紅白2段染め
御簾房を製作しました。
紅白2段染めのより房で、
ご指定の巻上げ寸法に合わせて、紐の長さを調整しております。
一房づつ職人の手によって、手染めされた赤色には
深紅(ふかきくれない)といえるような深みがあり、
白色との取り合わせが上品で
御簾に合せるとより引き立ちます。
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