祭具
2012年6月3日 by sporder726
太刀袋 紫色
太刀用の袋を製作しました。
全長65cm用のものと、 それより短めの2枚です。
布は御指定で綿地の紫で、裏付きのお仕立てです。
三種神器用の剣袋は、本倭錦等の有職柄が多いのですが、
太刀の場合は、晴れやかな金襴布等でお仕立てすることもございます。
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2012年5月29日 by sporder722
揚巻房(揚巻/総角 ) 平頭 ・二重頭 緑色
揚巻房を製作しました。
神前幕の中心に設えられるもので、
頭が一重の平頭と、 頭が重なっの二重頭の2種類です。
今回は御指色の緑色で仕上げましたが、
赤、朱、紫、古代紫、白等の色でも製作できます。
揚巻は 、 昔の子供の髪の結い方に似ていることから、
結びの呼称になったともいわれますが、
源氏物語47巻の総角 や 歌舞伎の役柄にその名が使われることから、
古人(いにしえびと)は 『あげまき』という言葉の響きに
美しさを感じていたように思います。
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2012年5月20日 by sporder713
三種神器 鏡(本倭錦) 6寸
神社拝殿の真榊に設えらる、神鏡を製作しました。
直径6寸(約18cm)の神鏡に 、
正絹本倭錦と赤より房で仕立てた鏡袋に入れております。
三種神器の鏡袋は、今回の正絹本倭錦の他に
正絹菊七宝柄や菊菱柄、金襴布等でもお仕立しております。
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2012年5月16日 by sporder710
八脚案(神饌台、八足台) ジョイント金具 かすがいⅩ型 スプルース材
八脚案を製作しました。
幅91×奥行30×高さ70㎝で、材質はスプルース材です。
脚は組立分解できるように、ジョイント金具仕様で、
揺れ止めにかすがいを入れております。
かすがいは、御指定によりⅩ型で、ネジで着脱できるようにしました。
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2012年5月15日 by sporder709
御額 栓材 金文字
御額を製作しました。
朱塗りの鳥居に設えられるもので、
高さ1尺(約30cm) 材質は栓材です。
額には、ご指定の文字(『正一位 稲荷大神』)を金色で入れました。
額内に納まるように 『正一位』は横書き、『稲荷大神』は縦書きとしました。
御神名は、金色の他に、赤色で仕上げることもできます。
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2012年5月14日 by sporder708
額10尺 白木枠新調 表装
額の白木枠を新調し、表装しました。
額の幅が10尺(約3m)と大型の額です。
神殿上部にしつらえると細く見えるため、
白木枠(縁)は太めの部材を使用しており、
大人2~3人で持たなければならない重量になりました。
本紙は破れ等を補修し、赤布は正絹の赤羽二重です。
本紙はやや色づいていますが、
白木と赤羽二重布に程良く馴染んでいるように思います。
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2012年5月12日 by sporder706
三方(吉野桧)6寸 胴太型、足高型 (入れ子仕様)
三方を製作しました。
材質は吉野桧材で、寸法は6寸です。
脚を入れ子にして収納できるように、
6寸の折敷(天)に7寸の脚を付けたものと、
6寸の脚を7寸の脚の高さに合わせたものを1組としております。
今回は、脚の高い方に合わせましたが、
脚の低い方に合わせることも可能でございます。
別注対応しない場合、 高さにごく僅かな差が出ますが、
標準の三方と、脚のみ1サイズ大きいものをお付けすることもできます。
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2012年5月7日 by sporder702
三種の神器 剣 本倭錦
三種の神器の剣袋を製作しました。
正絹本倭錦の生地に赤裏をつけてお仕立し、
赤の平頭より房を付けた、赤紐で両端を巻いております。
袋の中には白鞘の剣をおさめました。
正絹の本倭錦には、絹特有の上品な光沢があります。
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2012年5月4日 by sporder699
御社収納用 桐箱
御社を収納する箱を製作しました。
台幅1尺の御社を携行される際に、ご使用されます。
材質は桐材で、 扉は、観音開き仕様です。
桐材は、軽量でヤニ(油分)が出が出ないという特性がありますので、
大切なお品を収納するには適した素材です。
今回はお取付けしておりませんが、持ちやすいように、
上部に取っ手を取り付けこともできます。
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2012年5月3日 by sporder698
円座 2尺1寸(組み編み 、トビ)
円座を製作しました。
神殿でご使用されるもので、直径2尺1寸(約64cm)の大型の円座です。
編み方は、畝の起伏が小さい『組み編み(トビ)』 です。
円座は、熟練した職人が、湿らせたイ草を 素手で一編みづつ結わえますが、
それは素手にとても負担のかかる作業でもあります。
仕上がった円座からは、そのような労は感じられず、
縁には綺麗な曲線が出ています。
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