祭具
2011年8月13日 by sporder467
布製 五色鈴緒 4尺
五色の鈴緒を製作しました。
神社の拝殿に鈴と一緒に掛けられるもので、
今回は全長4尺でお仕立しました。
五色の鈴緒は、単体で掛けられるほかに、
綱の鈴緒と一緒や、二組を合わせたり、
紅白のみにされたり と、
神社の伝統や地域の風習によって いろいろなかたちがあり、
製作しながらにも、興味深いものです。
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2011年8月9日 by sporder463
額表装(扁額)
額を表装し、枠を新調しました。
ご用意いただいた本紙に、金を覆輪を入れて表装し、
本紙保護のために表面にアクリル板をはめ込んでおります。
白地に金色の覆輪が入ることで、
清楚ながら引き締まった額に仕上がりました。
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2011年8月7日 by sporder472
幕 テトロン 梅鉢紋入り
幕を製作しました。
寸法は 幅150cm 丈60cmです。
生地は、テトロンで 紫色に染め、丸に梅鉢紋を白で染め抜いています。
テトロン生地は、天竺等の綿生地やテトロン縮緬に比べ、
軽くてしなやかな風合いです。
今回は、紫色の揚巻(房)を組み合わせましたが、
その他にも、赤、緑、白、朱色等があり、
房の色が変わるだけで、 幕全体の趣も大きく変わります。
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2011年7月28日 by sporder452
壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう)
ご家庭の神床の壁代をお仕立しました。
御霊舎をお祀りされるにあたり、神床をより神聖な場とされるため、
神床の三面(後面と両側面)に設えらるものです。
お仕立は、人絹緞子の生地に紫色の布筋を入れております。
布筋は、三面の寸法に合わせてバランスよく収まる位置に取り付けました。
壁代に囲まれた御霊舎は、
『凛』ということばがふさわしい、気高い雰囲気に包まれています。
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2011年7月24日 by sporder448
御神体箱(桐箱)と白布団(白羽二重)
御神体箱と白布団を製作しました。
御神体箱は、桐製のかぶせ蓋で、底部に繧繝布を敷いています。
御神体箱の下に敷かれる布団は、白の羽二重布でお仕立てしました。
布団の寸法や厚みも、前回の御造営の時と同寸同仕様でお仕立しています。
桐材と白羽二重の組み合わせは、
穢れのない神聖なかたちをあらわしてるように感じます。
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2011年7月23日 by sporder447
三方 吉野材 胴太
胴太の三方を製作しました。
材質は、吉野桧材です。
天(折敷)の寸法が、8寸、6寸に対して、
2サイズ大きい1尺用、8寸用の胴(脚部)を取り付けております。
胴が太いため、安定感のあるかたちになりました。
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2011年7月16日 by sporder441
遠山三方(遠山型三方) くり無し
吉野桧材で、遠山三方を製作しました。
遠山三方は、普通の三方に比べ脚部が低いもので、
ご指定のより 刳りを入れておりません。
刳りのないかたちが、とても新鮮に思え、
シンプルな形ゆえに、吉野材の美しさが引き立ちます。
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2011年7月15日 by sporder440
赤ぼんぼりの台
赤ぼんぼりの台を製作しました。
赤のぼんぼり位置を上げるために、神殿に据えられるもので、材質は桧材です。
高くしすぎると、ぼんぼりの安定が良くないので、
高さをやや抑え30cmとしました。
正面には、梅鉢の紋を入れております。
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2011年7月13日 by sporder438
石の置き台(石置き台)
桧製の石置き台を製作しました。
通常は、白木(桧)の平らな台座や厚畳に、
厚手の布団を敷いてご用意させていただきます。
ただ、今回は布団を敷いても石が不安定で、
石の立てる向きもにこだわりがあるため、
台座の上を石の凹凸に合わせて切り出し、底に布団を敷きました。
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2011年7月12日 by sporder437
たて笛(竹製) 6穴
竹製のたて笛を製作しました。
獅子神楽にお使いになる笛で、 お見本をお預かりしておつくりしたものです。
竹は篠笛の製作に使われる竹を使用し、 穴は六穴で、藤の天地巻きです。
全国の各所で大切に伝えられている神楽には、
様々な祭具や楽器があることを再認識いたしました。
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