祭具

桐箱 と 覆(おおい)

2010年6月14日 by sporder

095

桐箱 と 覆(おおい)

観音開きの桐箱 と 覆を製作しました。
覆は 白地に地模様の入った控えめな感じの生地が多いのですが、『華やかに』 というご指定があり、朱に金糸の菊柄を織り込んだ生地を使用しました。
の筋は、赤紫でなく紫一色でバランスをとっています。
覆は前開き仕様で、引き上げると桐箱の扉を開けることができます。

見台の房

2010年6月13日 by sporder

094

見台の房

浄瑠璃の義太夫の前に置かれる 見台の房を製作しました。
より房の平頭で、結びの揚巻の紐は二重です。
白糸の中に数本の金糸が入ることにより、気品のあるアクセントとなっています。
この房が左右に付くことで、漆塗りで蒔絵を施された黒塗りの見台がより引き立つように感じます。

鏡(三種神器)

2010年6月6日 by sporder

090

鏡(三種神器)

三種神器の神鏡を製作しました。
赤地梅鉢金糸入りの生地を使用し、中に神鏡をおさめています。
江戸打ち紐の白より房をお付けすることで、可憐さが
感じられる鏡となりました。

弓張り提灯(御用型)

2010年6月3日 by sporder

087

弓張り提灯

弓張り型の提灯を製作しました。
提灯本体は和紙張りで、油引き加工をしております。
正面にはご指定の家紋(丸に剣片喰) を入れました。
今回の形は、御用型と呼ばれるもので、弓張りの中では一番胴が太く 正面に紋を入れる場合、一番バランスが良いと思います。
その他に、胴がやや細めの人力型、胴が細い江戸張り型 がございます。

幟 小型

2010年5月31日 by sporder

085
幟 小型

180×55cmの小型幟を製作しました。
地区名を入れて十四枚の御注文でしたので、既に白地の大幟を納入していることもあり、全てを白でなく、 地色を白・紫の2種類7枚づつ製作しました。
白・紫の幟を掲げることで、 新しく葺き替えられた檜皮(ひわだ)の薄茶色と春日造り社殿の朱色、ご神木の新緑がより一層引き立ちました。

木槌

2010年5月27日 by sporder

082

木槌

木槌を製作しました。
神社の御造営の際、氏子総代や大工の棟梁様など 建設にあたって尽力された各ご代表の方々が、掛け声に合わせて、トントンと槌を打つ祭事にご使用になるものです。
材質は、桧製で 全長は約56cm です。
桧でつくられた 槌の柔らかい曲線が綺麗です

金幣 吊り下げ型

2010年5月25日 by sporder

080

金幣 吊り下げ型

吊り下げ型の金弊を製作しました。
金物部分は本金メッキを施しております。
波型の金具が環でつながり、最下部には鈴が付き、とても綺麗な意匠です。
揺れると、鈴と波型金具の軽やかな音が響きます。

小型 御幣

2010年5月16日 by sporder

073

小型 御幣

幣串の長さが1尺5寸(約45cm)の小型の御幣を製作しました。
地域の風習で、神社の御造営の祭典の際、 
氏子様全員に配られるものです。
幣串の材質は、桧材、幣は奉書を使用しております。
桧の柔らかい色と奉書の白が相まって清清しさを感じます。

祭壇(地鎮祭用)

2010年5月15日 by sporder

072

祭壇(地鎮祭用)

地鎮祭でお使いになる祭壇を製作しました。
材質は総桧材。 
幅は3尺(91cm)、各段の奥行は通常寸法より深めの27cmです。 
脚部は特にしっかりしたものを ということで 1寸2分(36mm)角の材を使用しました。
ネジ式で簡単に組立・分解ができます。

鍬(木製) 柿渋塗り

2010年5月10日 by sporder

067

(木製) 柿渋塗り 

    神社の御田植祭で演じられる伝統的な所作にお使いになる 鍬 を製作しました。
生地は木曽桧材で、 全体に柿渋を塗りこみました。 柿渋にもこだわり、京都の老舗 柿渋専門店から取り寄せたものを使いました。