神具
2012年1月24日 by sporder
609
祝詞袋(のりとふくろ) 正絹菊七宝柄
祝詞袋を製作しました。
布は正絹地の菊七宝柄です。
祝詞袋は、全ての工程を手仕事で進めるわけですが、
特に 布地の歪みを補正しながら、
木型に合わせて ふっくらとした柔らかなラインをつくるのが、
職人の技といえます。


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2012年1月23日 by sporder
608
胡床(相引) 楢樫製 赤交織倭錦
胡床(相引)を製作しました。
脚部の素材は楢材で、布は赤色の交織倭錦です。
胡床は白地の帆布張りが一般的ですが、
座面の布の変更や、脚部の黒塗り、
飾り金具等を取り付けることで、趣が大きく変わります。
白木の脚部と、赤倭錦の対比が上品です。


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2012年1月21日 by sporder
606
桐製 木札箱
木札を収納する箱を製作しました。
材質は桐材で、木札を立てて収納されるため、
縦長の形状で、正面は引き上げ式にしました。
桐材は、
恒湿作用があり ヤニ(油分)が出ず、難燃性で防虫効果も高いことから、
貴重品の収納に適した素材です。
専門の桐職人の手によって、
隙間の無い、緻密な仕上がりの箱が出来上がりました。


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2012年1月19日 by sporder
604
丸提灯 柄付き
柄付きの丸提灯を製作しました。
1月15日のとんど(どんど焼き、左義長)の火を
家に持ち帰るためにお使いにされるもので、
無地の提灯に黒塗りの竹の柄が付いています。
とんどの火を持ち帰り、竈やお風呂の火種として入れたり、
お餅を焼いたりして無病息災を願う習慣が、地域の伝統して残っています。

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2012年1月13日 by sporder
599
御簾房 より房 紅白2段染め
御簾房を製作しました。
紅白2段染めのより房で、
ご指定の巻上げ寸法に合わせて、紐の長さを調整しております。
一房づつ職人の手によって、手染めされた赤色には
深紅(ふかきくれない)といえるような深みがあり、
白色との取り合わせが上品で
御簾に合せるとより引き立ちます。


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2012年1月9日 by sporder
596
厚畳 白麻縁(四方縁)
厚畳を製作しました。
縁には白麻布を使用し、四方に取り付けております。
厚畳は、繧繝縁や高麗縁で仕上がることが多いのですが、
白麻縁の厚畳は、 清楚でありながら、
格調の高い仕上がりになったように思います。


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2011年12月31日 by sporder
591
御幣
御幣を製作しました。
毎年年末にお取替ええさせていただくもので、
奉書を複数枚使用して、厚みのある御幣になっております。
御幣かたちは、神社・神殿や地域によって
切り方、角度、紙の枚数等が異なり、
それぞれに受け継がれた形がございます。
師走の光が差し込む静寂の神殿で、
座して御幣をながめると、
喧騒から隔離された空間の中で、心休まる感じがします。


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2011年12月29日 by sporder
589
戸帳と壁代
戸帳と壁代をお仕立しました。
社殿内のしつらえとして、
戸帳は正面扉に、壁代は三面の壁面に付けます。
戸帳は、地模様入りの厚みのある上紡績緞子で、朽木柄入り、
布筋は赤紫の胡蝶柄入り、仕立は裏付きです。
壁代は、布筋を入れず、朽木柄のみの 単仕立てです。
四面が白の布で囲まれた社殿内部は、より清浄な空間となります。



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2011年12月28日 by sporder
588
天蓋
天蓋を製作しました。
社殿内のしつらえとして、天井から下げられるもので、
お取替えのため現状と同寸法、同仕様でおつくりしております。
布は、古代小葵柄の地模様の入った白布です。
天蓋の直径は30㎝あり、御神体が調度おさまる寸法です。
社殿内のしつらえは、天蓋の他にも様々なかたちがあり、
幾重にもなされた丁重なしつらえは、
神を尊ぶ気持ちの表れであると思います。


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