神具

八脚案 木曽桧

2011年6月19日 by sporder

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八脚案 木曽桧

木曽桧材の八脚案(八足)を製作しました。
組み立てて眺めたところ、普段以上に安定感のある美しさを感じました。

再度寸法を確認してみると、 幅40 奥行30 高さ30cmで、
側面からは正方形、
正面、上面からは、大和比(白銀比)に近いかたちになっておりました。

大和比や正方形は、日本の美しいかたちとして
古来より社寺建築や調度品など身の回りの様々なところにに取り入れられており、
日本人が自然と、安定感やバランスの良さを感じる割合であるといえます。

賽銭箱 縦型 縁なし  

2011年6月17日 by sporder

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賽銭箱 縦型 縁なし

縦型の賽銭箱を製作しました。
材質は、ご指定により桧の突板(厚張り)を使用し、
寸法は、幅奥行とも33cm、高さ75cmの大きいサイズです。

通常縦型の賽銭箱は、上部に中心を刳りぬいた折敷を使用しますが、
今回は、縁を付けないようにとのご指定で、直方体のかたちになりました。
安定が良いように、胴幅より広めの座を付けております。

 

軾 (ひざつき) 繧繝縁 二方縁

2011年6月15日 by sporder

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軾 (ひざつき) 繧繝縁 二方縁

軾 (ひざつき)を製作しました。
標準の仕様は高麗縁ですが、 伝統の祭事にお使いされるということで、
繧繝布の二方縁でお仕立しました。
繧繝の華やかな縁がつくことで、
軾 (ひざつき)の敷かれた場所がより引き立つように思います。

円座 渦巻き 2尺1寸

2011年6月9日 by sporder

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円座 渦巻き 2尺1寸

円座を製作しました。   直径2尺1寸(約64㎝)の渦巻きです。

先日も、円座職人の親方と話す機会があり、
寸法違いの編み難さの話題になりました。
円座は、分業で仕上げるのではなく、一人の職人が自分の感覚のみで編み上げて完成させます。
同寸法同仕様のものを編み続ければ、編む感覚が一定化してスムーズに編み上げることができます。

しかし、手馴れた寸法から直径が1寸でも変わると、
手に取る草の分量と、編み込む指の感覚を変えて調整しなければならず、
数十年のベテラン職人でさえも一部の者しか対応できません。
そのような話を聞いて、仕上がった円座を見直すと、
製作の苦労を微塵も感じさせない綺麗に編み上げられた円座に、プロの職人の意気を感じます。

御簾房 切房 紅白二段染め

2011年6月7日 by sporder

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御簾房 切房 紅白二段染め

御簾房を製作しました。
紅白2段染めの切房で、

房本体の長さは、7寸(約22cm)です。
御簾の巻上寸法は、鈎(かぎ)の寸法と紐の長さによって決まります。

紅白の房の中で、金色の金具が品の良い上質感を醸し出しています。

 

祝詞袋台 八脚案型  

2011年6月5日 by sporder

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祝詞袋台 八脚案型

祝詞袋台を製作しました。
形状は八脚案型で、材質はスプルース材材です。
椅子に掛けて、自然に祝詞袋に手が届くように高さを設定しています。

壁代 赤 人絹緞子

2011年5月30日 by sporder

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壁代 赤 人絹緞子

壁代をお仕立しました。
御社の内部3面(側面+後面)にしつらえられるもので、
生地は赤地の人絹緞子、布筋は紫一色の胡蝶柄入り、
生地には朽木柄を摺り込んでおります。
布筋は、しつらえた際に程落ち着く位置にお取付けしております。

賽銭箱 ステンレス製 文字入り

2011年5月29日 by sporder

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賽銭箱 ステンレス製 文字入り

ステンレス製の賽銭箱を製作しました。
正面には御指定文字『福』を入れております。
賽銭箱は木製が主流ですが、
最近 外祭宮や屋外社殿用に ステンレス素材の賽銭箱のご注文も増えております。

鈴緒 三色布巻き 名入り

2011年5月27日 by sporder

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鈴緒 三色布巻き 名入り

鈴緒を製作しました。
赤白紺の三色布巻きで、全長は10尺です。
桝には、黒色で、『氏子中』の文字と奉納年月日を入れております。
御神前に新しい鈴緒と鈴を掛けられ、境内に清々しい鈴の音が響きます。

壁代(かべしろ)

2011年5月21日 by sporder

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壁代

壁代(かべしろ)をお仕立しました。

小葵の地模様の入った白生地に、朽木柄を刷り込み、
紫の布筋(のすじ)を付けています。
壁代は、社や社殿の内部をより丁寧に設えるために、
側面と後面の三面に張られるものです。

今回の仕様の他に、布筋を華やかな赤紫にされることや、装飾をつけない綿・麻の白布にされるがございます。