神具
2011年9月6日 by sporder
497
御霊帳箱 桐製
御霊帳を納める御霊帳箱を製作しました。
厚みのある御霊帳を納められるため、
奥行きを標準のものより深めにしております。
材質は桐製で、御霊帳を立てて納める形です。
今回は、ご指定により桐材の生地ままでしたが、
かぶせ蓋に金襴布や、神鏡をお取り付けさせて頂く事もございます。


カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 神具 | コメントは受け付けていません。
2011年9月4日 by sporder
485
片木 折敷(経木 角材張り)
薄板(経木)の内側に桧の角材で縁を付けた折敷を製作しました。
村の祭事にご使用されるもので、毎年決まった数量をおつくりしています。
他の村では、桧の縁の代りに竹ヒゴの縁の折敷(ブログNo.174)をご使用されます。
場所が変わると細かな仕様も変わりますが、
それぞれの地域で折敷の原型を、伝統として大切に守っておられます。

カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年9月3日 by sporder
484
戸帳 単仕立 布筋赤紫
戸帳をお仕立しました。
神床内部にしつらえられるもので、
人絹緞子の生地に、赤紫の布筋をお付けしております。
光沢のある生地に、布筋、朽木柄がバランスよく配置されています。


カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年8月31日 by sporder
482
ご家庭での 神様のお祀り
新築されたご家庭の神床に、御社、御簾(ブログno.481)、三方等の神具一式を納入しました。
床の間の横に造られた神床は、桧造りで白壁という理想的な仕上がりで、
内装にも丁寧なしごとがなされています。
『家人が新居に住む前に、まず神様にお鎮まりいただくきたい』というご当主のお考えで、
畳と建具の入る前にしつらえております。
気高く清々しい雰囲気の中で、
神と向き合うことのできる空間が出来上がったように感じます。

カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 神具, 御簾 | コメントは受け付けていません。
2011年8月28日 by sporder
479
金幣 釣り下げ型(吊り下げ型) 本金箔押し
金幣を製作しました。
細かな幣がつながり、下部に鈴が付いた釣り下げ型(吊り下げ型)で 、
幣には本金箔を押しています。
台座は、十字足に持ち送りのついた八双台です。
窓辺に金幣を置くと、
人が感じないような、僅かな風の流れに幣が揺れ、
『涼やかな』 という言葉どおりの 鈴の音が聞こえます。


カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年8月25日 by sporder
476
大型御幣 (幣と幣串)
大型の御幣を製作しました。
神社の当家にあたるお家が、毎年一柱ずつ奉納されるものです。
幣串は全長約160cm で材質は吉野桧材です。
幣は左右に五枚づつ垂れがあります。
御幣のかたちは、地域の風習や、神社の伝統によって様々で、
幣串の先端の形状や垂れの数(四垂れ、五垂れ等)、
紙の枚数、紙の色の組合わせ(白、紅白、五色)、
水引や麻緒の有無等、それぞれ異なります。
ただ、 それぞれが永年にわたって大切に守れていることを考えると、
できるだけ正確にお見本どおりにおつくりすることが、
私どもの務めであると 強く思います。

カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年8月21日 by sporder
472
戸帳(門帳) 社紋入り
戸帳(門帳)をお仕立しました。
生地は上紡緞子で、 布筋は赤紫、 社紋(下がり藤)を摺り入れております。
仕立ては、綿の裏地を付けた裏付き仕立てです。
純白というより、温かみのあるスノーホワイトの上紡緞子に、
茶色に刷り込まれた下がり藤の社紋が 上品におさまっています。


カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年8月20日 by sporder
471
御神体箱 木曽桧
御神体をおさめられる箱を製作しました。
材質は木曽桧材で、 正面は引き上げ式です。
寸法は、幅80×高さ180mmで厚みは、
一般のお札入れより深くしております。
御神体箱は、桧材の他に、桐材で製作することもございます。


カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。
2011年8月17日 by sporder
469
八足(八脚案) 木曽桧材 1尺5寸
八足(八脚案)を製作しました。
幅1尺5寸(約45cm) 奥行8寸(約24cm)、 高さ1尺5寸(約45cm)です。
天板は木曽桧材で、厚みは1寸(約3cm)です。
又と同じものがない桧材の木目には、
黄金比や大和比(白銀比)といった、整ったバランスとは違う、
自然がもたらしてくれる 偶然の美しさを感じます。


カテゴリー: 神具, 祭具, 八脚案、神饌台、八足 | コメントは受け付けていません。
2011年8月13日 by sporder
467
布製 五色鈴緒 4尺
五色の鈴緒を製作しました。
神社の拝殿に鈴と一緒に掛けられるもので、
今回は全長4尺でお仕立しました。
五色の鈴緒は、単体で掛けられるほかに、
綱の鈴緒と一緒や、二組を合わせたり、
紅白のみにされたり と、
神社の伝統や地域の風習によって いろいろなかたちがあり、
製作しながらにも、興味深いものです。

カテゴリー: 神具, 祭具 | コメントは受け付けていません。