ブログNo.4168
御簾4枚割り 正絹菊菱 朱地 、 麻房3段染136.5×45(パイプ入り30㎝巻上)、131×120㎝ 2-2
【ブログNo.4167】の続きです。
竹は綿糸表編み、布は正絹菊菱朱地、房は麻房3段染めでございます。
お仕立ては赤裏の付いた、裏付き仕立てです。
今回お仕立ていたしました、「正絹菊菱朱地」は、
多色の菊菱の意匠が朱色の背景に織り込まれ、
彩り豊かでありながら品の良さが感じられます。
ブログNo.4159
柳箱用 唐櫃覆
柳箱【ブログNo.4155】を納めた唐櫃【ブログNo.4157】の覆いをお仕立てしました。
幅17.5㎝奥行14.5㎝高さ16㎝、生地は正絹本倭錦です。
お仕立ては裏地の付いた袷したです。
倭錦(やまとにしき)に織り込まれた「小葵」は、
有職文様を代表する文様の一つです。
銭葵という植物がモチーフになっているとも伝えられ、
生命力が強いことから、永きにわたる繁栄の意味が込めらているといわれます。