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454 御霊舎と御社台と神饌台
御霊舎用の御社台と神饌台を製作しました。 ご家庭で予めしつらえていただいた神床の寸法(幅70cm)に合わせて、おつくりしたものです。
寸法については、全てお任せいただきましたので、 御霊舎の位置を見上げすぎず、見下げない位置にこだわり、 御霊舎の高さと、御簾の下がり寸法とのバランスを考慮して決めております。
材質は、御霊舎(特大)、神饌台は木曽桧、 御社台は吉野桧です。
左右に白木灯籠を配して、 御霊の祀りのかたちとしておさまったように思います。
カテゴリー: 御霊をお祀りするための神具, 御社・御宮 ・御霊舎, 八脚案、神饌台、八足
453 太鼓塗り替え
太鼓の塗り替えが完成しました。 約2ヶ月の期間をかけて、 生地の歪みや破損部分の修正、塗り、金具の鍍金等 各専門職人の手を経て、金具の取り付け、 組み上げ確認を行います。
塗り替え前の状態と比べ、 輝きはもちろんのこと、 太鼓としての佇まいが際立って良くなったように思います。
カテゴリー: 楽器類, 修理・修復, 神殿内音響関係
452 壁代(かべしろ)、戸帳(とちょう)
ご家庭の神床の壁代をお仕立しました。 御霊舎をお祀りされるにあたり、神床をより神聖な場とされるため、 神床の三面(後面と両側面)に設えらるものです。
お仕立は、人絹緞子の生地に紫色の布筋を入れております。 布筋は、三面の寸法に合わせてバランスよく収まる位置に取り付けました。
壁代に囲まれた御霊舎は、 『凛』ということばがふさわしい、気高い雰囲気に包まれています。
カテゴリー: 神具, 祭具
451 太鼓台 塗り替え 金具取り付け
太鼓台の金具を取り付けています。 太鼓本体及び、太鼓台、鉦鼓台の全体塗り替えとして お預かりしているものです。
台本体は、塗師によって新品同様に塗りかえられ、 金具類も職人によって本金鍍金をかけられ、 すべての部品を組み上げる工程に入りました。
今回の金具は、脚部のラインに沿って綺麗に仕上げられており、 金具を取り付けていても、気持ちよくおさまってゆきます。 作業場の前から差し組む自然光によって、 金具は、本金鍍金独特の高貴な輝きを放っています。
カテゴリー: 楽器類, 修理・修復
450 麻房 三段染め 5寸
白赤黒三段染めの麻房を製作しました。 ご家庭の神棚の御簾に付いている、房のお取替えです。
麻房は、麻の選定、染色、組み上げに至る全ての工程が、 専門職人の手仕事による、純粋な手造り品です。
房をお取替えされるだけでも、 御簾の雰囲気が変わり、 神棚全体が清々しい気に包まれるように思います。
カテゴリー: 御簾
449 御社 木曽桧造り
小型の御社を製作しました。 『お札の寸法に合わせてできるだけ小さくて、質感の高いものを』 とのご依頼にあわせておつくりしたものです。
寸法が、台幅20cm、総高さ25cm と標準的な社に比べ、かなり小ぶりですが、 お札の高さを確保するために、 内部の床を下げております。
総木曽桧材で造られた御社は、小さいはいえ、 しっかりと存在感のある社に仕上がりました。
カテゴリー: 御社・御宮 ・御霊舎
448 御神体箱(桐箱)と白布団(白羽二重)
御神体箱と白布団を製作しました。 御神体箱は、桐製のかぶせ蓋で、底部に繧繝布を敷いています。 御神体箱の下に敷かれる布団は、白の羽二重布でお仕立てしました。 布団の寸法や厚みも、前回の御造営の時と同寸同仕様でお仕立しています。
桐材と白羽二重の組み合わせは、 穢れのない神聖なかたちをあらわしてるように感じます。
447 三方 吉野材 胴太
胴太の三方を製作しました。 材質は、吉野桧材です。 天(折敷)の寸法が、8寸、6寸に対して、 2サイズ大きい1尺用、8寸用の胴(脚部)を取り付けております。
胴が太いため、安定感のあるかたちになりました。
446 御簾 赤地白紋 切房付き
神殿の御簾をお仕立しました。 竹は綿糸表編み、布は赤地白紋(梅鉢紋)十釜の寿で、 房は紅白2段染めの切房です。 御簾の裾にはパイプを巻き込んで、 巻き上げているような質感を出しています。
445 高張提灯 地蔵尊
高張提灯を製作しました。 直 径1尺4寸(約40cm)の標準的な寸法です。 正面には『地蔵尊』 後面には、お堂と御奉納者を入れました。 正面の文字はお見本どおりの、 同じかたちの文字を入れております。
カテゴリー: 提灯