素襖(すおう)をお仕立しました。
氏子の代表の方数名が、正月と秋祭りに御召しになるもので、
素材は綿地です。
黒染めの上着、袴それぞれに白抜きの社紋が入り、
襟元や紋の真ん中に濃いベージュの鹿革が付いているのが
素襖の特徴といえます。
黒地に、白抜きの紋と革紐が引き立ち、
落ち着きのある素襖に仕上がりました。
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社殿内のしつらえ (天蓋、厚畳、白布団、壁代、戸帳)
社殿内をしつらえました。
お正月を迎えるにあたり、新調されるもので、
壁面には壁代(ブログNo.589 )、床には厚畳(ブログNo.587 )、
その上に白布団(ブログNo.587 )を敷き、
天井からは天蓋(ブログNo.588 )を下げています。
天蓋の中には、新調の白の羽二重で包まれた
御神体がお鎮まりになります。
扉裏からは、戸帳(ブログNo.589)をしつらえました。
師走の日の光が、春日造りの社殿の中をを柔らかく照らし、
白の生地が輝いています。