白木ぼんぼり 十字足 朝顔型

2011年5月17日 by sporder

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白木ぼんぼり 十字足 朝顔型

白木ぼんぼりを製作しました。
全高4尺(約121cm)、脚部は十字脚、火袋は反りの入った朝顔型です。
通常のものより安定感が出るように、軸や火袋の骨を太めに仕上げています。

白木のぼんぼりは、見る方向によって 華奢で繊細に見えたり、
落ち着きのあるかたちに見え、とても趣を感じる神殿内調度です。
火袋の反り具合は、職人が代々受け継ぐ伝統のラインです。

御簾 本倭錦 パイプ巻き 

2011年5月16日 by sporder

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御簾 本倭錦 パイプ巻き

御簾をお仕立しました。
布は、正絹本倭錦、竹は表編み、房は麻房三段染めです。
御簾の裾にふくらみのある質感をもたせるため、パイプを巻き込みました。
巻き込むことで、御簾の落ち着きも良くなります。

祭壇 4尺5寸 出張祭事用 

2011年5月15日 by sporder

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祭壇 4尺5寸 出張祭事用

祭壇を製作しました。
出張祭事にご使用されるため、軽量で組立分解できるかたちです。
脚部は桧材、 天板は5分(約1.5cm)の厚みのスプルース材を使用しました。
かすがいを 斜めにせず、横にする形も製作できます。

高張提灯 隅切り角に蔓柏 

2011年5月14日 by sporder

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高張提灯 隅切り角に蔓柏

高張提灯を製作しました。
正面には『御神燈』、後面にはお名前『○○氏』、
側面には家紋を黒で入れました。
職人の手によって、家紋の『隅切り角に蔓柏』が力強く描かれています。

戸帳 赤  

2011年5月13日 by sporder

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戸帳 赤

赤色の戸帳をお仕立しました。
小葵の柄の入った赤生地に、紫の布筋(のすじ)を付け、
朽木柄を刷り込んでおります。

濃い紫の布筋の間からのぞく地模様に奥ゆかしさがあり、
白地の戸帳とは違った趣を感じます。

胴長太鼓 革張り替え(両面)  

2011年5月12日 by sporder

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胴長太鼓 革張り替え(両面)

胴長太鼓の革を両面張り替えました。
革面8寸約24cm)の太鼓です。
経年のため 革面及び胴部分が劣化しておりましたが、
革を張替え、胴部分もニス引きすることで、元の姿に戻りました。

太鼓職人の熟練の技で、
二重の鋲が、太鼓の円周に隙間なく、等間隔で打ち込まれています。

箱宮ケース HA 板欄間仕様  

2011年5月11日 by sporder

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箱宮ケース HA 板欄間仕様

当店既製品の箱宮ケース(HA型 幅約41cm)の上部に
板欄間をお取付けしました。
御霊舎をおさめられるにあたり、 できるだけ清楚にというご指定で、
御簾を掛けずに、板状の欄間を取り付けております。

装飾や飾りのない分、社が迫ってくるような、白木の力強さを感じます

大榊(人工榊) 

2011年5月10日 by sporder

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大榊(人工榊)

大きい人工榊を製作しました。
神殿にお供えされるもので、全長約90cm葉のボリュームは標準です。
ご指定(全長、全幅、葉のボリューム)によって、いろいろなサイズの大榊・大玉串を製作いたします。

御神体箱・御分霊箱(桐箱) 落とし蓋 

2011年5月8日 by sporder

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御神体箱・御分霊箱(桐箱) 落とし蓋

御神体をおさめる箱を製作しました。
幅約30cm高さ約40cmのやや大きめのもので、材質は桐材です。
正面は、戸を引き上げる 落し蓋(落とし蓋)仕様です。

桧材とは異なる風合いで、素材そのものに、慎ましやかさを感じます。

社殿(外祭宮)神明造り 2-2  

2011年5月7日 by sporder

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社殿(外祭宮)神明造り 2-2

社殿の内装は、 扉の後ろに 正絹本倭錦の御簾(4/27ブログ掲載)を掛け、
白布の壁代、 厚畳、御神体をおさめる御櫝(おとく)をしつらえました。

総木曽桧でつくられた本体には、 総八双の扉金具、階段の段金物、
高欄の架木の笹金具をはじめ、平桁、地覆の金具、
垂木の小口を一本一本覆う金具等 数々の本金メッキ金具をお付けしています。

穏やかな日差しに照らされて、白木から柔らかな光沢が出ています。