鈴緒の下垂れをお取替えしました。 (全長5尺約150cm)
八年前に新調しましたが、毎日の参拝で垂れが擦り切れたため、
下部のみの修理です。
鈴緒本体が白の本麻のため、
下垂れも同素材の本麻に取り替えております。
生成りの本麻には、簡素でありながら、穢れのない清純さが感じられます。
三種の神器の鏡袋を製作しました。
9月30日掲載の剣袋と対になるもので、布地は正絹の菊七宝です。
お取替えの際に開封すると、
鏡の裏面に御奉納者の名や奉納年月日が刻み込まれていることがあります。
裏の文字は、このような特別の時しか目にすることがありませんが、
御奉納者のお気持ちは永らえ、受け継がれていくように思います。