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602 六角吊灯篭 鍍金直し
六角吊灯篭を修理しました。
現状は、 全体に錆が出て 土台の軸受けや扉の打ち掛け金具の欠如などがあり、 組み上げることすらできない状態でした。
専門職人の手によって、 破損部分の金具の取り替えや、歪みの補正がなされ、 本金メッキが施されると、 六角吊灯篭の本来の輝きを取り戻しました。
カテゴリー: 修理・修復
601 八脚案(神饌台) スプルース製
八脚案(神饌台)を製作しました。 材質はスプルース材で、 幅60cm 奥行20cmで高さは、21cmと36cmです。
ご指定どおりの寸法で製作しましたが、 並べてみると、黄金比に近いバランスで、 落ち着きのある案に仕上がりました。
カテゴリー: 八脚案、神饌台、八足
600 御簾 新倭錦 三枚割り紅白二段染め切房付き
御簾をお仕立しました。 社殿にしつらえられるもので、1間半(約270cm)を3枚に割っております。
竹は綿糸表編み、 布は新倭錦、房は切房紅白2段染めです。 正面から見たとき、御簾の切れ目がわからないように、 天布(横布)縦布とも柄合わせをしております。
今回はご指定により、3分割しましたが、一枚でお仕立することもできます。 御簾の割り数を変えるだけでも、しつらえた時のイメージは変わります。
カテゴリー: 御簾
599 御簾房 より房 紅白2段染め
御簾房を製作しました。 紅白2段染めのより房で、 ご指定の巻上げ寸法に合わせて、紐の長さを調整しております。
一房づつ職人の手によって、手染めされた赤色には 深紅(ふかきくれない)といえるような深みがあり、 白色との取り合わせが上品で 御簾に合せるとより引き立ちます。
カテゴリー: 神具, 御簾, 祭具
598 高張提灯 左右紋入り 袋紋、玉紋
高張提灯を製作しました。
和紙張り油引仕様で、正面には社名、 左右には、袋と玉の紋、 裏には『氏子中』を入れております。 専門職人の手によって丁寧に描かれた、『袋』と『一つ玉』の紋は、 意匠としても際立ったものがあり、 古人(いにしえびと)の感性の高さを感じます。
カテゴリー: 提灯
597 御簾 綾朱地金糸入り 麻房付き
御簾をお仕立しました。 ご家庭の神床にしつらえられるもので、 竹は綿糸表編み、布は綾朱地金糸入り 麻房付きで、片面赤裏付き仕立です。
幅136cm 丈80cmで、ご指定寸法(40cm)に巻上できるように、 房紐の長さを調整しております。
金糸入りの布は、一見派手に見えますが、 仕立てると、 落ち着きのある華やかさを感じる御簾に仕上がります。
596 厚畳 白麻縁(四方縁)
厚畳を製作しました。
縁には白麻布を使用し、四方に取り付けております。
厚畳は、繧繝縁や高麗縁で仕上がることが多いのですが、 白麻縁の厚畳は、 清楚でありながら、 格調の高い仕上がりになったように思います。
カテゴリー: 神具
595 八足(八脚案) スプルース材 1尺5寸 足高
八足を製作しました。 幅1尺5寸(約45cm)で、 材質はスプルース材です。
高さは既製品より12cm高く、55cmにしております。
今回製作の案は、幅より高さが10cm高いだけですが、 それ以上に足高に見え、 僅かに脚の高さを変えるだけでも、案の見た目のバランスは変わります。
594 御簾 両面仕立 切り込み入り
御簾をお仕立しました。 神殿の境界部分にしつらえられるもので、 竹は綿糸表編み、布は雅白紋で、両面に布が付く両面仕立です。
下部には段差に合わせて、切り込みを入れております。
切り込みは、下部以外にも、 長押や鴨居に掛かる、側面にも入れることがございます。
593 素襖 黒地白抜き社紋入り
素襖(すおう)をお仕立しました。
氏子の代表の方数名が、正月と秋祭りに御召しになるもので、 素材は綿地です。
黒染めの上着、袴それぞれに白抜きの社紋が入り、 襟元や紋の真ん中に濃いベージュの鹿革が付いているのが 素襖の特徴といえます。
黒地に、白抜きの紋と革紐が引き立ち、 落ち着きのある素襖に仕上がりました。
カテゴリー: 装束類