神殿御簾  新倭錦 切房2段染め

2011年9月26日 by sporder

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神殿御簾  新倭錦 切房2段染め  

神殿の御簾をお取替えしました。 
竹は表編み、布地は新倭錦、房は紅白2段染めの切房です。(ブログNo.501) 

経年によって程よい薄茶色になった柱や上段板と真っ白な壁に、
神殿の丁寧な歴史を感じます。 

赤白黄の三色の御簾の華やかさと、
お手入れの行き届いた神殿の柱の色合いが調和して、
清々しさを感じる間になったように思います。

高張提灯 1尺4寸 御神燈 家紋入り 

2011年9月25日 by sporder

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高張提灯 1尺4寸 御神燈 家紋入り  

高張提灯を製作しました。 
お祭りの際に、家の玄関に掛けられるものです。 

正面には『御神燈』 左右には丸に剣片喰、五瓜に唐花の家紋を赤黒で入れ、
裏面には姓氏を入れました。

最近、提灯の御注文を承る際に、
正確な名称(呼称)で家紋を御指定いただくことが少なくなりました。

身近なところで家紋に触れる機会が乏しくなったためかとも思われますが、
提灯を新調される機会に、
お家の家紋やその由来を再認識されることは、とても大切なことであると思います。

御簾房 より房 二段染め   

2011年9月24日 by sporder

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御簾房 より房 二段染め   

御簾房を製作しました。  
神殿御簾全体の房をお取替えされるもので、 
より房の紅白2段染めです。  

御簾の寸法によって房の寸法や紐の長さが異なるため、 
それぞれの寸法をご指示いただいておつくりいたします。 

房の染分けは、職方の手仕事によって行われ、
気温や湿度が変化する中で、年間を通じて同じような色目を出し続けることも、
職人の先代より受け継ぐ技術の一つであるといえます。

神壇 吊灯篭型 別注社紋入り   

2011年9月23日 by sporder

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神壇 吊灯篭型 別注社紋入り   

当社謹製の神壇SI(3尺扉無し深型)を仕様変更し、
内部に吊灯篭、正面欄間に別注の社紋をしつらえました。

社紋は、欄間と同じ木曽桧材を使用し、
専門職人が手造りで仕上げたものです。

御簾は、ご指定により赤地の新倭錦で、房は切房2段染めです。

神壇内部には、2段の神饌台(八脚案)もご用意しております。

御簾 神殿用   新倭錦(梅鉢紋入り) 

2011年9月22日 by sporder

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御簾 神殿用   新倭錦(梅鉢紋入り) 

神殿にしつらえられる、お御簾をお仕立てしました。 

竹は表編み、布は新倭錦(梅鉢紋入り)で、房は紅白2段染めの切り房です。  
外陣用は、両面仕立て、 内陣は赤裏付仕立てです。  
外陣は5枚の御簾が一線に並ぶため、
天布(横布)縦布とも柄あわせをしております。  

御簾の裾にパイプを巻き込むことで、
ふくらみがうまれ落ち着きが感じられます。

紅白鈴緒と五色布

2011年9月21日 by sporder

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紅白鈴緒と五色布  

紅白鈴緒と五色布を製作しました。 
全長8尺(約240cm)で、 
拝殿の正面に、紅白の糸鈴緒と五色布を重ねてしつらえられます。 

桐製の桝の付いた鈴緒の場合は、
御奉納者のお名前を彫りこむこともございますが、 
今回は桝がありませんので、五色布にプリントいたしました。  

五色の背景によって紅白の緒がより一層際立ち、 
ご参拝される方々にもその清々しさが伝わるように思います。

賽銭箱 栓材  『奉賽』 

2011年9月19日 by sporder

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賽銭箱 栓材  『奉賽』  

賽銭箱をご用意しました。 
二十年毎の式年造営の際にお取替えされるもので、
寸法は幅1尺8寸(約55cm)で、材質は栓材です。 

正面と後面には、ご指定文字『奉賽』『式年造営 氏子中 年月日』 を
黒で入れました。

賽銭箱の正面には、『奉賽』の他に『賽銭』、『賽銭箱』、『奉納』を入れられるほか、
無地にされることもございます。

弓張提灯(丸) 

2011年9月18日 by sporder

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弓張提灯(丸)  

弓張提灯を製作しました。 
秋の神社の祭典に使用されるもので、正面には大字の頭文字 
上部や側面には、区長、総取締、副区長、年番といった
地域独特の役職を記載しております。

裏面には、社紋の梅鉢を 黒の縁取りをした赤色で入れております。  

祭の当日 日が暮れた境内に、各大字の世話人それぞれが、
火を灯した提灯を持って集まられる情景を思い浮かべると、
厳粛な雰囲気の中にも美しさがあり、『陰翳礼讃』に記されているように、
光と影(闇)との調和に『美』を見いだすの日本人の感性は、今も受け継がれているように思います。

五色布(真榊用) 8尺 

2011年9月17日 by sporder

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五色布(真榊用) 8尺   

真榊用の五色布をお仕立しました。
二十年に一度の村の神社の御造営にあたり、
真榊の五色をお取替えされるものです。
生地は光沢のあるミナロン(化繊)です。    

全長が8尺(約240㎝)に対して幅が6寸(18㎝)とやや狭い寸法ですが、
それが神社のしきたりになっています。

真榊の五色は、先端を三角に整えたものや、細く縛ったもの、 
布を二重にして、中央に五色の重なりを出したもの等、
先端の形状や、仕立にいろいろなかたちがあり、 
神殿をしつらえる神具の意匠と見ると、とても興味深いものがあります。

戸帳(壁代) 人絹緞子 3尺×8尺 

2011年9月16日 by sporder

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戸帳(壁代) 人絹緞子  3尺×8尺

戸帳(壁代)をお仕立しました。
幅3尺(約90cm)丈8尺(約240cm)尺の長尺のもので、神殿にしつらえられます。

生地は、人絹緞子で、布筋は紫地に胡蝶柄を入れており、
仕立ては裏地の付かない単(ひとえ)仕立てです。