御簾 新倭錦 切房付き  

2011年5月28日 by sporder

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御簾 新倭錦 切房付き

御簾をお仕立てしました。

ご家庭の神床に掛けられるもので、竹は表編み、
布は新倭錦で、房は切房紅白2段染めです。

通常は房の鈎(かぎ)で、御簾を巻き上げておかれます。

巻上寸法につきましては、神床と御社の寸法と全体のバランスを考え併せ、ご相談の上決めさせていただきました。

鈴緒 三色布巻き 名入り

2011年5月27日 by sporder

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鈴緒 三色布巻き 名入り

鈴緒を製作しました。
赤白紺の三色布巻きで、全長は10尺です。
桝には、黒色で、『氏子中』の文字と奉納年月日を入れております。
御神前に新しい鈴緒と鈴を掛けられ、境内に清々しい鈴の音が響きます。

御簾 御社用 新倭錦 切房付き

2011年5月26日 by sporder

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御簾 御社用 新倭錦 切房付き

外祭宮社殿の御簾をお仕立しました。
幅約28cmの小型の御簾です。
布は赤地の新倭錦で、房は紅白2段染めの切房をお付けしました。
神前御簾は、幅が狭い場合でも房を2本お付けするのが
基本的な形になります。

 

丸提灯 天理教仕様

2011年5月25日 by sporder

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天理教 丸提灯

天理教用の丸提灯を製作しました。
表面には、教会名、後面には都道府県を入れております。
提灯上部には、天の文字を意匠化した天つなぎのラインが入っています。
提灯は和紙張りで、表面には油引き加工を施しています。

神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 2-2

2011年5月24日 by sporder

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神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 2-2

神壇の内装は、 3枚の扉をしつらえた三社仕様です。
扉には隅八双(六枚八双)の本金メッキを施した金具を取り付けています。
扉には紫布筋の戸帳、内装は間仕切り板を立て、
床にはやや厚めの厚畳を敷いています。

扉金具を総八双にせず、隅八双に大小をつけることで、
バランスよくおさまったように思います。

神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2  

2011年5月23日 by sporder

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神壇 三社仕様 総木曽桧造り 家紋入り 1-2

神壇を製作しました。
幅3尺(90cm)で、材質は全て木曽桧材を使用しています。
格子欄間に『丸に違い鷹の羽 』の家紋を入れました。
御簾は、正絹本倭錦で、房は赤単色のより房です。

木曽桧の柔らかな色合いと、御簾布と房の色違いの赤が、
品良くまとまっています。

太鼓塗り替え

2011年5月22日 by sporder

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太鼓塗り替え

太鼓を塗り替えました。
直径が2尺(約60cm)の大型の太鼓で、
太鼓本体、枠を本漆本金箔で塗り上げ、
火炎や金具類は本金メッキ、楽鉦は色を付け替えました。

全ての部品が整い、金具類を取り付ける際に、
金具の珍しいデザインや草花の意匠に出会うことがあります。
金具職人の思いや遊び心を推し量ることも、ささやかな楽しみです。

壁代(かべしろ)

2011年5月21日 by sporder

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壁代

壁代(かべしろ)をお仕立しました。

小葵の地模様の入った白生地に、朽木柄を刷り込み、
紫の布筋(のすじ)を付けています。
壁代は、社や社殿の内部をより丁寧に設えるために、
側面と後面の三面に張られるものです。

今回の仕様の他に、布筋を華やかな赤紫にされることや、装飾をつけない綿・麻の白布にされるがございます。

八脚案 低型   

2011年5月20日 by sporder

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八脚案 低型

低型の八脚案を製作しました。
材質は、スプルース材です。
御社との位置の関係で、案の総高さをできる抑える必要があり、
高さを限界の6cmにしました。(幅は90cmです。)

今回は、八本の脚を取り付けできませんでしたが、
総高さ10cm以上から八本脚仕様となります。

山の辺の道 畦道の朝露

2011年5月19日 by sporder

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山の辺の道 畦道の朝露

皐月十八、十九日の早朝です。

人麻呂の碑の後ろの、龍王山の稜線から朝日が昇ります。

時折野鳥の声がきこえる静粛の中、
田植え前の畦道の草々に朝露が残り、
皐月らしい清々しい輝きを放っています。