御簾をお仕立てしました。
ご家庭の御霊をお祀りされる神床にしつらえられるもので、
布は、正絹本倭錦で、
房は3段染めの麻房です。 (85×52cm)
下部にパイプを巻き込むことで、
御簾の落ち着きと、巻上時の量感が出るようにしております。
麻房は、化繊素材の切房やより房のような光沢はありませんが、
それが麻特有の控えめな彩りであり、
つやのある正絹生地と極上の組合わせになります。
神棚を製作しました。
ご家庭のお部屋に神様をお祀りされるためのものです。
ご指定の御社と祭器具がおさまるように、幅を75cmとし、
奥行はしつらえたときに、圧迫感を感じず全てがおさまる寸法にしております。
材質は、木曽桧材で、厚みは全て1寸(約3cm)の厚板を使用しました。
取り付けは、万一手を掛けてもはずれないように、
鴨居部分と天井の廻縁の上下2箇所ににビス止めできるようにしております。
神棚設置後、背面には戸帳をしつらえます。(ブログ530)