御簾をお仕立てしました。
ご家庭の神床に設えられるもので、
布は本倭錦(絹)、房は麻房3段染め、竹は表編みです。
御簾の丈は床下まで下げず、
質感を出すため裾にパイプを巻き込み、
御社と御社台(ブログNo.650、651)に釣り合うように巻き上げます。
御簾の巻上げを変えるだけでも、神床の印象が変わります。
神饌台(八脚案)を製作しました。(幅58cm)
昨日掲載の御社台(ブログNo.650)の前に据えるもので、
材質は木曽桧材です。
高さと段差は、神床全体のバランスと、
三方の寸法から設定しております。
御社台と神饌台が調和し、
まとまりのあるかたちに仕上がったように思います。