御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き 

2011年12月3日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 一本返し編み 麻房付き

御簾をお仕立しました。
拝殿にしつらえられるもので、

布は正絹本倭錦の両面仕立、房は白赤黒の三段染めの麻房です。

竹の編み方は、表裏を交互に編みこむ一本返しです。
(御簾の反りが出にくい編み方です。)

御簾の房は、通常1枚の御簾に対して2本お付けしますが、
長尺のお御簾の場合、4本にすることもございます。

今回の寸法も幅が259㎝あり、4本でも可能でしたが、
拝殿内全体の雰囲気は、
シンプルな方が落ち着きが出ると考え、房は2本といたしました。

山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉  

2011年12月1日 by sporder

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山の辺の道  師走一日の早朝 柿紅葉   

師走一日 早朝の山の辺の道です。 

道沿いの柿畑の葉は、立ち止まって見入ってしまうほどの、
艶のある赤色に変わり 、
『柿紅葉(かきもみじ)』という言葉が、ぴったりと当てはまる情景です。

夜都伎神社の もみじも、綺麗に色づきました。

三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)

2011年11月30日 by sporder

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三種神器 鏡と鏡袋(白地模様入)  

鏡袋(白地模様入)を製作しましました。 
一昨日掲載の剣(ブログNo.561)と対をなすもので、
勾玉をあわせて、三種の神器となります。 
白一色で統一された神器は、 
穢れのない無垢の象徴のような感じがします。

御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

2011年11月29日 by sporder

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御霊舎 屋根三段型 木曽桧材  

御霊舎を製作しました。 

①屋根が三段であること、 
②社の土台に神鏡が置けること、
③内寸法(230×170×230 mm幅×奥行×高さ) 
④材質は木曽桧材 
⑤ 扉には飾金具(銅地本金メッキ)を付ける 等 のご指定いただきました。

屋根は通常の厚みで三段にすると圧迫感が出ますので、 
下段よりやや薄めにしてバランスをとっております。  
扉には戸帳、 内部には繧繝布をしつらえました。

幅に対して奥行があり、 安定感のあるかたちに仕上がりました。

剣と剣袋(白地模様入)  

2011年11月28日 by sporder

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剣と剣袋(白地模様入)   

剣と剣袋を新調しました。 
剣の全長は1尺3寸(約40㎝)で、
袋は白の地模様入りの厚地で質感のある生地です。 

紐の色も生地に合わせて白色にしております。 

神殿や拝殿にしつらえる三種の神器の袋の色は、
一般に赤系が多いのですが、
今回のように白系で揃えられることもございます。


 

御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

2011年11月27日 by sporder

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御簾 正絹本倭錦 麻房突き 三社宮用 

御簾をお仕立しました。 
外祭の三社宮にしつらえるものです。 

サイズは幅が9寸(約27cm)と小さい御簾ですが、 
正調にこだわり、布は正絹の赤本倭錦、 房は白赤黒の3段染めです。  

御社が開扉されると、三枚の御簾が正面に整然と並び、
神々しい雰囲気になるように思います。

神壇(SI型) 桧突板合板仕様  

2011年11月26日 by sporder

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神壇(SI型) 桧突板合板仕様   

神壇SI型(3尺深型 扉無し)の下段引戸、側面、後面の板を、
プリント合板から木曽桧突板合板に仕様変更しました。

木曽桧の突板合板は、木曽桧を薄くスライスしたものを合板に貼ったもので、
桧材の風合いと、
無垢材に比べ割れや歪みの生じないのが特徴です。

他の仕様として、総木曽桧造り(すべて木曽桧で製作)や、
正面引戸を木曽桧材で仕上げ、
側面を木曽桧の突板合板で仕上げる場合もございます。

太鼓台、すりがね台 

2011年11月25日 by sporder

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太鼓台、すりがね台  

太鼓台、すりがね台を製作しました。 
椅子等に着座して打たれるときに、太鼓やすりがねの位置を上げるためのもので、
高さを20cmにしております。 

脚の幅や長さに合わせて製作いたします。

材質は吉野桧材で 厚めの材を使うことで、
重量があり安定感のある台に仕上がりました。

高張提灯 御神燈 くずし文字

2011年11月24日 by sporder

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高張提灯 御神燈 くずし文字   

高張提灯を製作しました。 
正面にはくずし文字で『御神燈』 、
側面には赤と黒の社紋の左三つ巴、
裏面には『氏子』 を入れました。  

今回はやや小さめの社紋を、 中心より少し上に描いており、
控えめな大きさですが、正面の文字とのバランスは良いと思います。 

左右の紋の大きさや、位置によっても 掛けた時の提灯のイメージは変わります。

霊璽 覆(おおい)  

2011年11月23日 by sporder

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霊璽 覆(おおい)  

霊璽の覆を製作しました。 
布は、正絹朱地の菊七宝柄です。

霊璽の覆は、今回のように布だけのもの、 
霊璽の穴に合わせて穴をあけるもの、 
房や神鏡を正面にしつらえるものなど、
神官様や地域の風習等により、いろいろな仕様がございます。

朱色の七宝柄は、白無地の覆とは違う趣があります。